北米・欧州で急激に進むケーブル・クラウド

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2012年は、北米ケーブル業界にとって全社が増収増益となり、非常に好決算で終わった。これは、幹線のHFCとDOCSISケーブル・モデムへの投資の見返りと言われている。  但し、ビデオの加入者は減少を続けており、且つ顧客が4スクリーンでストリームでのコンテンツ視聴に動いている状況にある。将来を見てみると、通常の放送を見る加入者が減っている分、データの加入者増加での増収が止まったとたんに、減収が始まる危機感を持っている。如何にしてこのビデオの加入者を確保し続けるのか?  これに対応する為に、加入者1世帯あたりの投資を減らして、あらゆるサービスに対応できるプラットフォームを構築しようとしている。また、加入者の増えないビデオサービス用のSTBも世界標準化でコストダウンを進めようとして動いている。さらには、改めて「モバイルTV」への期待から投資が活発化している。  本講演では、このクラウド・システムの動向とSTBの標準化を中心に最新の北米・欧州のケーブル会社の取り組みについて、報道に現れない変革を含めてご紹介する。日本の多チャンネル配信事業者、放送局、コンテンツ、通信事業者他、広く関連事業者の将来対応の一助となれば幸いである。

  1. 北米のオペレータの最近の動き
  2. 欧州のオペレータの最近の動き
  3. 地上波放送局の動き
  4. クラウド・システムの紹介
    1. システムの構成
    2. メリット・デメリット
    3. 概算費用
  5. クラウド・システムに対応したSTBの標準化
  6. 最近北米で話題になっているサービス
    • SVOD
    • Aereo
    • モバイルTV 等
  7. 米国在住者から見ての日本の多チャンネル配信事業者・通信事業者への提言
  8. 質疑応答/名刺交換

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
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