再生医療の臨床応用・実用化最前線

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プログラム

1. 医療イノベーションの推進と再生医療の最前線

(2013年6月28日 13:00〜14:15)

大阪大学大学院 医学系研究科 外科学講座 心臓血管外科学 教授
澤 芳樹 (さわ よしき) 氏

 医療には常にイノベーションとパラダイムシフトが繰り返され、そしてこれからも繰り返していく。心筋再生にiPS細胞を応用する研究を始めて6年が経つ。  今後も臨床応用に向けた研究開発を続け、iPS細胞による普遍的な治療を達成させたい。

  1. 心筋の再生医療
  2. 重症心不全の外科治療
  3. 医療イノベーション
  4. iPS細胞の臨床応用
  5. 再生医療の規制と産業化

2. ペプチド技術による再生医療ビジネスの最前線

(2013年6月28日 14:20〜15:35)

株式会社スリー・ディー・マトリックス 代表取締役社長
髙村 健太郎 (たかむら けんたろう) 氏

 当社はMITのペプチド特許技術をもとに日本、US、EUで医療材料の製品化を展開している。「自己組織化ペプチド」は、生体内でゲル化して細胞増殖 (組織再生) の「足場」となる特性があり、再生医療で使用できる可能性と事例について解説する。  また、外科用材料としての製品化も進めており、代表例を紹介する。

  1. 再生医療における“scaffold” (細胞増殖の足場材料) の役割と重要性
  2. Self-assembling peptide (自己組織化ペプチド) scaffoldと再生医療
  3. Self-assembling peptide scaffoldの可能性と実績
  4. 応用事例-歯槽骨再生製品 (コンセプト、FDA治験など)
  5. 医療材料 (医療機器) としての世界展開 (外科用止血材など)

3. 再生医療ビジネスの効率的分析法を考える

(2013年6月28日 15:45〜17:00)

医療アナリスト
浅野 信久 (あさの のぶひさ) 氏

 再生医療ビジネスに関する情報は氾濫している。発生学や生物学の知識を要することもあり、ビジネス化を考える上では取りつきにくい面もある。製造や治験・臨床研究には独特な法規やガイドラインを理解することが必要である。  そして、再生医療はグローバルな規模で日進月歩している。いかに再生医療のトレンドを事業化担当者として効果的に把握する方法を紹介したい。

  1. はじめに:政策分析と再生医療
  2. 再生医療情報を整理するための基礎知識-医薬ビジネスとの共通点と相違点
  3. 再生医療では何ができるのか
  4. 逆にどんな診療に再生医療は応用できるのか
  5. 欧米の大学や研究機関の開発トレンドと紹介

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
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