(2013年6月28日 13:00〜14:15)
大阪大学大学院 医学系研究科 外科学講座 心臓血管外科学 教授
澤 芳樹 (さわ よしき) 氏
医療には常にイノベーションとパラダイムシフトが繰り返され、そしてこれからも繰り返していく。心筋再生にiPS細胞を応用する研究を始めて6年が経つ。 今後も臨床応用に向けた研究開発を続け、iPS細胞による普遍的な治療を達成させたい。
(2013年6月28日 14:20〜15:35)
株式会社スリー・ディー・マトリックス 代表取締役社長
髙村 健太郎 (たかむら けんたろう) 氏
当社はMITのペプチド特許技術をもとに日本、US、EUで医療材料の製品化を展開している。「自己組織化ペプチド」は、生体内でゲル化して細胞増殖 (組織再生) の「足場」となる特性があり、再生医療で使用できる可能性と事例について解説する。 また、外科用材料としての製品化も進めており、代表例を紹介する。
(2013年6月28日 15:45〜17:00)
医療アナリスト
浅野 信久 (あさの のぶひさ) 氏
再生医療ビジネスに関する情報は氾濫している。発生学や生物学の知識を要することもあり、ビジネス化を考える上では取りつきにくい面もある。製造や治験・臨床研究には独特な法規やガイドラインを理解することが必要である。 そして、再生医療はグローバルな規模で日進月歩している。いかに再生医療のトレンドを事業化担当者として効果的に把握する方法を紹介したい。