(2013年6月20日 14:00〜15:10)
文部科学省 生涯学習政策局 参事官 (学習情報政策担当)
新井 孝雄 (あらい たかお) 氏
文部科学省では総務省と連携し、2011年度から「学びのイノベーション事業」として、学校におけるICT活用の実証研究を実施しており、今年度はICTを活用した指導方法の作成や、授業で利用しやすいデジタル教材の開発を進めるとともに、学力の向上をはじめ、教育上の効果について検証を行う。 また、子どもたちの情報活用能力の状況を把握し、各学校における指導の改善を図るため、子どもたちの情報活用能力に関する学力調査を実施する。 さらに、新たにネット依存など情報化の進展に伴う新たな課題や学習に困難を抱える子どもたちに対応した指導の充実を図る取組等を実施し、教育の情報化を推進する。
(2013年6月20日 15:20〜16:30)
総務省 情報流通行政局 情報通信利用促進課長
佐藤 安紀 (さとう やすのり) 氏
学校教育において、一人一台のタブレット・パーソナル・コンピュータによる教え合い学び合う協働教育の実践が行われている。実証研究の概要を紹介するとともに、情報通信技術面に関するガイドラインの内容、今後の教育分野のICT化の将来像を示す。 また、今後の普及フェーズに向けて、これまでの実証研究から明らかになった様々な課題を克服し、学校・家庭が一体となった次世代の学習・教育プラットフォームづくりに向けた提案を行う。