(2013年6月21日 13:00〜14:15)
総務省 総合通信基盤局 電波政策課長
竹内 芳明 (たけうち よしあき) 氏
ワイヤレス給電技術は、モバイル機器、家電機器及び電気自動車 (EV) 等へ導入されることで、我々の経済・社会・生活にイノベーションをもたらす可能性を秘めている。 今後、大型の家電機器やEVの実用化には、ワイヤレス給電用の周波数や関連する法制度の整備及び人体に与える影響の調査などが不可欠である。普及を進める上での課題や総務省の取組について紹介する。
(2013年6月21日 14:25〜15:40)
クアルコムジャパン (株) 標準化部長
石田 和人 (いしだ かずひと) 氏
ワイヤレス給電技術の標準化活動が活発になってきました。異なる種類のポータブル機器を複数同時に自由な配置で給電できるAlliance for Wireless Power (A4WP) の給電技術を紹介します。 シンプルな共鳴型電力伝送技術や制御方法の採用でより大きな送受電間の距離を確保するとともに、グローバルな標準化でエコシステムを実現します。
(2013年6月21日 15:45〜17:00)
(株) NTTドコモ 先進技術研究所 環境技術研究グループ
主幹研究員 工学博士
竹野 和彦 (たけの かずひこ) 氏
ドコモではスマートフォンや携帯電話を安心・安全に使えるための研究開発として電池、充電器、エネルギーシステムの開発を実施している。その中には燃料電池、リチウムイオン電池やワイヤレス給電技術などがある。 今回は、ワイヤレス給電技術の通信分野での発展の可能性や課題を述べる。