(2013年5月30日 13:30〜15:00)
外来水生生物の移動を規制する世界初の強制規制である「バラスト水管理条約」の発効が近づいてきている。規制の中心は、船舶への搭載が義務付けられるバラスト水処理装置を用いたバラスト水管理である。本セミナーでは、バラスト水管理条約、型式承認に係るガイドラインでバラスト水処理装置に要求される内容等を理解して頂いた後、現在、型式承認されている処理装置と開発の最新動向を説明する。
(2013年5月30日 15:10〜16:40)
2004年にIMOにて採択されたバラスト水管理条約は,未だ発効には至っていないものの,近々発効条件を満たすと予測されている。一方で,就航船へのバラスト水処理装置搭載は世界的に進んでおらず,条約が発効した際には,処理装置の搭載を至急実施しなければならなくなる船舶が発生する。 日本海事協会では処理装置搭載時に予想される問題点の調査を実施してきたが,これについて就航船への装置搭載に関連する条約の最新状況及びIMOの動向と合わせて説明する。