SNS緊急通報活用とヤフーの災害対応

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プログラム

1. 大規模災害時のSNS等による緊急通報の活用と今後の展望

(2013年6月19日 14:00〜15:25)

消防庁 国民保護・防災部 防災課 防災情報室 課長補佐
鳥枝 浩彰 (とりえだ ひろあき) 氏

 東日本大震災時では、公共通信網の破損、電源の不足による機能停止、119番通報の殺到等により、緊急通報に支障を来した。  本講演では、大規模災害時において音声通報が途絶した場合にSNS等の情報を活用した緊急通報の可能性について消防庁において検討した結果、今後の展望について概説する。

  1. 緊急通報にSNS等を活用するための前提と課題
    • 情報の流れ
    • 救助要請等の範囲
    • 対応する災害のレベル等
  2. 課題の解決方法
  3. 今後の取組み
    • 試作機の製作
    • 訓練の実施等
  4. その他
    • 地方公共団体における災害情報伝達手段の多様化に係る消防庁の取組み等
  5. 質疑応答/名刺交換

2. Yahoo!JAPANにおける東日本大震災後の活動と今後の取組み

(2013年6月19日 15:35〜17:00)

ヤフー株式会社 政策企画本部 政策企画室
畠 良 (はた りょう) 氏

 大規模災害発生時には、正確な情報を適切なタイミングでその情報を必要とする人に伝達する必要がある。  本講演では、Yahoo!JAPANの東日本大震災後の活動を振り返りながら、将来の震災に備えた取組みとその課題について概説する。

  1. 東日本大震災後の取組み
    • 防災速報
    • 避難所マップ
    • 公式避難所名簿検索
    • 電力使用状況メーター
    • 計画停電マップ
    • 道路通行確認マップ
    • 放射線情報マップ等
  2. 今後の取組み (公共情報コモンズ等との連携)
  3. 東日本大震災後の取組み、今後の取組みに関する課題(官民連携の在り方について)
    1. データのデジタル化 (機械判読型のデータの作成)
    2. 統一的なルールの整備
      • 避難所
      • ハザードマップ等のルール
      • 個人情報の取扱いルール
    3. フォーマットの統一化
    4. データポータルの整備
  4. 質疑応答/名刺交換

会場

クラブハウス会議室 赤坂
107-0052 東京都 港区 赤坂2-5-1
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