まず、プロジェクトで業務を考える重要性を概説し、実用化への第一歩であるスケールアップ研究の難しさに触れる。
その後、コスト試算について概説し、事業採算性検討の計算方法、事業採算性検討の結果から投資意思決定プロセスについて述べる。
- プロジェクトで業務を考える
- プロジェクトとオペレーションの違い
- プロジェクトとは
- プロジェクトマネジメントとは
- プロジェクトのコスト見積りと予算
- 実用化への第一歩スケールアップ
- 化学者の視点 (プロダクト) と化学工学者の視点 (プロセス)
- スケールアップの難しさ
- 連続プロセスとバッチプロセスのスケールアップ
- 実験室と実設備の違い
- コストは1つではない
- コスト構成
- 色々なコストの考え方
- 原価計算の目的
- 開発ステージにマッチしたコスト試算
- 研究段階における超概略コスト試算
- 開発段階における概略コスト試算
- 試作段階におけるコスト試算
- 物質収支と変動費の推算
- 設備投資額の概算
- 多品種の場合のコスト試算
事業採算性検討と投資意思決定
- 事業採算性検討に必要な値
- ディスカウント・キャッシュ・フロー法による計算
- リスク把握と感度分析
- 投資判断
- 【演習2】 模擬プロセスの事業採算性検討
- 平均原価計算
- 各年の損益計算
- ディスカウントキャッシュフロー計算とROI計算
- 感度分析