(2013年6月26日 13:00〜13:55)
経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課 係長
戸塚 隆行 (とつか たかゆき) 氏
医療・介護等のヘルスケア分野は有望な成長産業であると同時に、公的支出を伴う国家財政のコストセクターと見なされる分野でもある。 本講義では経済産業省での医療の国際化について、具体的な例を挙げながら、現在抱えている課題と今後の展望について議論をさせていただきたい。
(2013年6月26日 14:00〜14:55)
国際医療福祉大学大学院 医療経営管理分野
国際医療福祉大学 医療福祉・マネジメント学科 准教授
岡村 世里奈 (おかむら せりな) 氏
現在、世界では医療のグローバル化の一端として、国境を越えて他国で医療を受ける患者 (Medical Traveler) が増えてきている。そして、こうした患者の登場は、患者送出国・受入国の医療産業や医療制度に様々な影響を与えるとともに、患者安全や倫理問題等、いくつもの新たな課題を生み出してきている。 そこで、このセッションでは、当該分野における最新の国際動向について紹介するとともに、日本の医療機関における海外からの外国人患者の受入れの現状についても触れていくことにする。
(2013年6月26日 15:00〜15:55)
三井物産株式会社 メディカルヘルスケア事業第一部
医療サービス事業室 マネージャー
三原 朝子 (みはら あさこ) 氏
当社は人口増加に伴い経済が急拡大するアジア新興諸国においてアジア最大手の病院グループIHH社を中核プラットフォームとし、病院事業、病院周辺サービス事業の拡充、更に日本の高度先進医療技術導入によるアジア医療の質的向上に資する事業に取り組んでいる。 本講義では同当社取組を紹介する。
(2013年6月26日 16:05〜17:00)
セコム医療システム株式会社 代表取締役社長
布施 達朗 (ふせ たつろう) 氏
世界ではアジアや中東などの新興国を中心に病院運営のグローバル化が進んでおり、患者や医療従事者は国境を超えて流動化しております。 少子高齢化や低迷する国内の経済状況の中、この様なグローバル時代に対応し、セコムグループの理念、事業憲法等に基づき各事業をどう展開していくのか、また医療化の意義、現状について伺います。