猪瀬知事誕生から半年。この間、知事はロンドン、ニューヨーク、サンクトペテルブルグと世界の諸都市を訪問し、2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会の招致活動に全力を挙げるとともに、東京の国際都市としてのプレゼンスを積極的にアピールしている。
一方、東京は世界に類を見ない急速な少子高齢化に直面し、迫り来る巨大地震への備えも待ったなしである。猪瀬知事のもと都政は何を目指しているのか。
今年1月に発表された「2020年の東京」へのアクションプログラム2013の内容などから、今後の都政を読み解く。
- 継続と刷新
- 石原都政とは何だったのか
- 猪瀬知事が継承したもの
- 猪瀬都政の新たな方向性
- 「2020年の東京」へのアクションプログラム2013
- 長期ビジョンと実施計画
- 突然の知事交代
- アクションプログラムにおける猪瀬カラー
- 東京が直面する3つの重要課題
- 高度防災都市の実現
- 災害時における情報通信体制のさらなる充実
- SNSを活用した多用な情報提供体制の実現
- 無線LANや無線機整備による情報基盤強化
- 高効率・地産地消型エネルギー都市への再編
- 電力エネルギー改革の推進
- 分散型エネルギー社会を創出する
- 再生可能エネルギー利用、スマートシティの実現に向けた展開
- 加速化する少子高齢社会、人口減少局面へ
- 高齢者の多様なニーズに対応した社会システム構築
- 障害者の地域生活支援
- 質の高い医療が受けられる社会の実現
- 質疑応答