本年1月、日本取引所グループは東証と大証が合併し誕生しました。取引所はIT装置産業と言われ、営業経費に占めるIT費用の割合が高く、IT活用の効率化が取引所の優劣を決めるといっても過言ではありません。 今般、今後3年間の中期経営計画の一環としてシステムの統合計画やIT導入計画をITマスタープランとして取りまとめました。 本講演では次期の取引システムの計画も含め、システム統合計画を中心に説明させていただきます。