カーボンナノチューブはメーカーにより性状や特性が大きく異なりますので、開発対象に合致したCNTの選定が先ず重要です。
次いで、CNTの特性劣化を抑えつつ液相あるいは固相中でマイルドに分散し、CNTだからこそ発揮できる高性能部材に仕上げることが大切です。この方針に沿った具体的な事例を報告します。
- カーボンナノチューブの魅力
- CNTとは
- CNTの特性
- CNTの期待される用途
- 弊社の企業戦略
- 弊社の技術基盤とネットワーク網
- プロトタイプ開発のやり方
- CNTの選定方法 (CNTデータベース化の試み)
- 液相分散技術
- 分散上の留意点と界面科学的視点
- マイルド分散における分散機の選定
- 分散剤の選択と分散安定化
- 応用開発事例
- CNT透明・静電防止塗料
- CNT透明導電膜/フィルム
- CNTペーパー
- CNT/熱可塑性樹脂複合材料 (固相分散技術)
- CNT/熱硬化性樹脂複合材料 (高粘度液相分散技術)
- CNT/金属複合材料
- リチウムイオン二次電池への応用
- その他
- 毒性/安全性に関する情報
- 毒性に関する報告
- CNTメーカーの動き
- NEDOのCNTリスク評価結果
- 現場でのCNT飛散量と暴露量の測定事例
- まとめと将来展望
- 「ナノカーボン産業育成協議会 (仮称) 」設立に向けて