高分子材料における高次構造制御と機能発現

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結晶性高分子の分子レベルでの高次構造は物性を決める上で極めて重要なファクターである。  本講演では高分子の分子レベルでの構造についての基礎および分子構造分析法を解説し、実際のいくつかの高分子材料について紹介する。

  1. 高分子固体構造の基礎
    1. 高分子の結晶と高次構造
      1. 結晶、非晶、中間相
      2. 房状ミセル、ラメラ、球晶
    2. 結晶化度測定法
      1. 密度法
      2. 熱分析法
      3. その他の方法
    3. 高分子構造分析法
      1. 固体高分解NMR
        • CP/MAS
        • 縦緩和時間
        • 横緩和時間
      2. 赤外分光法 (分子対称性)
  2. 応用例
    1. ポリエチレン
      1. 直鎖状低密度ポリエチレンの側鎖は結晶格子に入るか?
      2. 固体高分解能13C NMRによる結晶―非晶間の中間相の評価
    2. ポリエチレンテレフタレート
      1. メゾフェイズの分子運動性
    3. シンジオタクチックポリスチレン
      1. 結晶多形
      2. ナノポア結晶の応用
    4. アイソタクチックポリプロピレン
      1. ゲルの分子構造
      2. 束縛溶媒はどこにあるか?
    5. 生分解性高分子ポリヒドロキシアルカノエート
      1. 微生物によるバイオプラスチックの生合成
      2. 結晶化度と水素結合
    6. その他の高分子材料

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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