企業は海外進出や急変する市場環境に対応するため、ICTシステムを迅速に構築・変更する必要があります。 この課題の解決に向けて、NTTコミュニケーションズは、グローバルにデータセンターを展開し、最新の基盤技術を導入するとともに、サーバー仮想化技術およびネットワーク仮想化技術を用いることにより、システム全体の構築・設定変更を自動化し、柔軟にICTリソースの利用を可能とする商用クラウドサービスを、2012年6月から提供開始しました。 このサービスではOpenFlowを利用しています。 本講義では、何故OpenFlowを選択したのか、その効用について解説します。また、OpenFlowの標準化団体である、ONFでのボードメンバーとしての立場から、OpenFlowの利便性向上に向けた課題や今後の方向性についても紹介します