テレビ×ソーシャルの流れの作り方

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2013年は、通信環境が3.5Gから4Gへ、携帯電話がスマートフォンへと、高速大容量サービス環境が整いつつあります。タブレット端末についても、7インチサイズのモバイル型デバイスが市場を活性化していき、ソーシャルメディアや電子書籍端末や、テレビなどの既存のマスメディアのセカンドスクリーン端末としても注目されています。  このような日本の情報メディア産業において、新しいスクリーンの視聴スタイルへの期待は高く、電通総研メディアイノベーション研究部では、スマートテレビの本格普及を前に、テレビとその周辺のマーケットについてマクロ的な視点から消費者目線に至るまで議論を重ねてきました。  本セミナーでは、震災後の自粛ムードからの反動増で回復の兆しがみえはじめた2012年の日本の広告費市場について概観しながら、情報メディア業界の今後の動向を解説します。また、放送・通信業界を代表して、ニワンゴの杉本社長、テレビ朝日の石川様に語っていただきます。

1. 2012年日本の広告費

(2013年5月15日 14:00〜14:30)

(株) 電通 電通総研 メディアイノベーション研究部
森永 陸一郎 (もりなが りくいちろう) 氏

 2011年の東日本大震災後に広告市場は大きな打撃を受けましたが、2012年においては震災復興や株高、円安などのマクロ要因を追い風に緩やかな回復の兆しがみえはじめました。2012年の広告市場における業種別の動向、媒体別の動向をご紹介しつつ、昨今、変化が速く、成長が著しいインターネット広告業界についても解説いたします。

  1. 日本の広告費からみるテレビ広告とインターネット広告の動向
  2. 各媒体/各業種におけるトピックスと動向
  3. 質疑応答/名刺交換

2. スマートプラットフォーム化が進む2013年

(2013年5月15日 14:30〜15:00)

(株) 電通 電通総研 メディアイノベーション研究部
立木 学之 (たちき がくじ) 氏

 『情報メディア白書2013』全体のレビュー解説しながら、最近の情報メディア業界のトレンドをご紹介します。情報メディアで起こりつつある「スマート化」という現象を解説しながら、今後業界内で起こりうる事を予測いたします。  また、巻頭特集で扱った「情報メディアの俯瞰図」と、戦後から現在に至るまで拡大と多様化を辿ってきた「情報メディア産業の軌跡」もご紹介いたします。

  1. 年の振り返り
  1. 情報メディア白書2013より スマートプラットフォーム化とは
    1. 年以降の視座
  2. 質疑応答/名刺交換

3. ニコニコ動画の取組みとマルチスクリーン時代のオーディエンス

(2013年5月15日 15:10〜16:05)

(株) ニワンゴ 代表取締役社長
杉本 誠司 (すぎもと せいじ) 氏

 niconicoなどの動画サービス、ソーシャルメディアが出現して数年が経過したが、昨年頃からネットインフラを利用したサービスを軸に世の中が変化してきている。その過程でどんな事象が起きているのか、ネット事業者の視点からどういったことを起こそうとしているのか、また起きてきたのかを中心に、今後どういったビジネスの可能性があるのかをお話しします。

  1. niconico (サービス) の理解
  2. プラットフォーム (メディアの構造)
  3. 従来メディアとの差異
  4. ライブ感・参加感の演出
  5. 提言“これからのネットサービスに必要な思考”
  6. 質疑応答/名刺交換

4. 今後のテレビのネット・デジタル事業と次なる方向性

(2013年5月15日 16:05〜17:00)

(株) テレビ朝日 コンテンツビジネス局 コンテンツビジネス戦略部 課長
石川 理 (いしかわ おさむ) 氏

 スマートフォンの普及とともに、より身近になった動画共有サイトやソーシャルサービス。放送事業者としてテレビ朝日が、どのようなスタンスでこれらのサービスと連携し、ビジネス展開の可能性に挑戦しているのかを紹介。また、テレビ局の次なる取組みの方向性を解説します。

  1. コンテンツ総合企業として
  2. より多くの方に見ていただくために
  3. ネットサービスの活用
  4. 新たなビジネスの可能性への挑戦
  5. スマートTV+セカンドスクリーンに向けて
  6. 質疑応答/名刺交換

会場

クラブハウス会議室 赤坂
107-0052 東京都 港区 赤坂2-5-1
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