春は出会いと別れの季節である。嬉しいことや悲しいことがたくさんある。病院では、管理者に昇格することが決まり、わくわくする人や不安でいっぱいの人がいる。
「現場が好きだ!」医療従事者は誰もがそう思う。人助けをするために医師や看護師、薬剤師などの資格を目指し、病院へ勤めているのである。事務でも病院のためになるのであれば、レセプトやICTの管理については苦にならない。
これが医療現場では当たり前である。
それは、突然やってくる。「管理職になってもらいたい。」
一般社会では、管理者になることは喜ばしいことかもしれないが、医療現場では管理者になることは、必ずしも喜ばしいことではないのである。それは、現場から遠くなることを意味し、これまでの業務が一変する可能性があるからである。
「管理職やマネジャーとは、何か?」「良い管理者とは、良いマネジャーとは」
このような疑問は、答えがない。管理者やマネジャーもわからないのである。1つあるとすれば結果を出せる組織を作れる人かもしれない。「結果とは、」「組織とは、」と次々と疑問が沸いてくるが新米管理者がすぐに答えを出せるものではない。
本講座では、新米管理者が管理者として自分がどのように日々の業務を行っていくことが必要なのかを学び、マネジメントの基本的な知識と思考方法について得られる。
※エクササイズを用いて 明日から生かせる現場に即したマネジメント教育を行います。