第3のモバイルOSとHTML5の行方

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スマートフォンやタブレット、車載システムなどモバイル産業が爆発的な成長を続ける中、そのベースとなるモバイルOSにICT業界の関心が集まっている。現在のモバイル市場ではアップルの「iOS (アイフォーンやアイパッド用の基本ソフト) 」とグーグルの「Android」が85%のシェアを占めている。  両者の寡占体制に不満を募らせる端末メーカーや通信キャリアの間では、今この2つに続く、あるいは、とって代わる「第3のモバイルOS」を求める声が高まっている。その候補は、モジラ財団の「Firefox OS」、サムスンやインテルを中心に開発中の「Tizen」、マイクロソフトの「Windows Phone」、英ベンチャー企業を中心に開発中の「Ubuntu」など多士済済だ。  これに対し、日本ではNTT DoCoMoが「Tizen」、KDDIが「Firefox OS」への支持を打ち出し、世界的にもキャリアや端末メーカーの合従連衡が進んでいる。「iOS (アップル) 」と「Android (グーグル) 」に対抗できる次の旗頭は何 (誰) になるのか?そのカギを握るのは、これら全てのモバイルOS候補のベースとなっている次世代ウェブ技術「HTML5」だ。  本講演ではHTML5を軸に次世代モバイルOSの各候補を分析し、客観的な視点から勝ち馬を予想。そこから次世代モバイル産業の全体像を俯瞰する。

  1. 最新動向  ~第3のモバイルOSを巡る、世界のキャリアや端末メーカーの動向
  2. HTML5とは何か?
    1. HTMLの歴史 :
      • ホームページの記述言語がいつの間にかアプリ開発言語へと進化
    2. HTML、CSS、JavaScriptなど各種技術の解説
    3. アップル、グーグル、フェイスブック、通信キャリアやメーカーなどの取り組み
  3. モバイルOS各候補の一長一短  ~HTML5を中心とする視点から、「第3のOS」各候補の長所と短所を指摘し、最有力候補を選び出す
  4. アップルとグーグルの今後  ~下り坂が懸念されるアップルと円熟期のCEOが指揮するグーグル  両社の力関係に左右されるモバイル産業の現状と未来を分析
  5. 通信キャリアの思惑  ~ここ数年、アップルとグーグルの軍門に下った感のあるキャリアが、HTML5ベースのモバイルOSを使って、どう主導権を取り戻すのかその思惑と戦略を予想する
  6. 描き変えられるモバイル産業の勢力図
    ~フェイスブックなどソーシャル企業も含め、多極化するモバイル産業の未来図を描き出す
  7. 質疑応答/名刺交換

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
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