光・電子機能性分子材料の自己組織化メカニズムと応用展開

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プログラム

有機エレクトロニクス分野におけるメインプレーヤーとなる光・電子機能性分子材料の加工・ファブリケーション技術に関連して、分子自己組織化の概念に基づく材料創製や応用技術に関して解説する。特に、自己組織化の原理・メカニズム等、自己組織化によって新規材料の創出や新機能の発露を担うに際しての知見について、また、それらの材料の想定される用途や有望視される応用展開先に関して解説する。  また、分子自己組織化を精密に抑制して創製される非組織化分子材料 (常温液状の発光または電子材料) に関する、最先端材料開発に関しても紹介する。  なお、今回主に解説する技術に登場する光・電子機能性分子は、フラーレン、ナノチューブ、グラフェン、および発光性の有機分子である。

  1. 自己組織化技法に関して
    1. 日常生活に応用されている分子自己組織化
    2. 光・電子機能を持つ次世代界面活性剤分子
    3. 自己組織化で操る様々な分子組織構造
  2. 超撥水性に関して
    1. ハスの葉の自己洗浄機能の由来
    2. 植物超撥水性を模倣する超撥水機能の創出
    3. 環境耐性に優れた超撥水膜の創製技術
    4. 構造転写した金属材料による表面濡れ性制御
    5. 表面濡れ性の光リモートコントロール
  3. エネルギー変換材料創製に関して
    1. 光/熱変換材料
    2. 光/電変換材料
  4. 新奇「常温液体」材料に関して
    1. 液体フラーレン
    2. 高効率発光する常温液体材料
  5. まとめと将来展望

会場

大田区産業プラザ PiO
144-0035 東京都 大田区 南蒲田1-20-20
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