グローバル競争時代で意思決定スピードや収益性に繋がる意思決定に後れをとっていないでしょうか。資金回収の早い投資案より収益力に優れた投資案が正しく選択されるしくみや過大設備を回避し最適生産を追求しているでしょうか。
本セミナーはこうした投資にからむ問題から、設備投資の焦点を当て、収益性向上を目的とした正しい意思決定を指向するものです。
損得計算の手法に「経済性工学」があり、これを使った設備投資の計算のやり方や判断から、経営視点にたった設備投資の意思決定手順について解説します。
- 設備投資の意思決定手順 ~変わる所を考え、利益の出る方を取る~
- 企業は何に投資しているか
- 意思決定には手順と原則がある
- 目的と範囲の明確化
- 代替案の作成と相違分の比較
- 設備投資のプロセスと判断基準 ~投資案によって異なる判断基準~
- 投資案によって異なる判断基準
- 判断基準の選択
- 排反案・独立案・混合案
- 回収期間法はどのような時に使うのか
- お金の時間的価値とは何か
- お金の時間的価値の計算と6つの係数
- DCF法 (Discounted cash flow method)
- 設備投資の経済計算 ~過大設備にならないために~
- 設備投資の種類と経済計算
- 新規投資・取替投資・省力投資
- アウトプツトの価値が増える投資
- 最適投資案選択のための簡易判断
- 省力投資・なぜ改善しても利益に繋がらないのか
- コストダウン効果の算定
- 省力投資の限度額はいくらか
- 最適生産を求める経済計算