光塩基発生剤の種類・選択のポイントと応用事例

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本セミナーでは、光塩基発生剤を構造別に分類し選択のポイントや対応する応用例について詳解いたします。

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プログラム

ラジカル・酸に続く第三の活性種として,塩基を放出する光塩基発生剤の開発が進展している。  本講演では感光剤や有機塩基,高分子化学の基礎的事項を踏まえながら,公表されている光塩基発生剤を構造別に分類し選択のポイントを整理する。また発生する塩基が果たす役割を列挙し,対応する応用例を紹介する。

  1. 光塩基発生剤の基礎
    1. 開発の歴史
    2. 光塩基発生剤の特徴と位置付け
    3. 塩基概論
  2. 光塩基発生剤の構造別分類
    1. カルバマート
    2. アシルオキシム
    3. アンモニウム塩
    4. その他
      • ニフェジピン
      • 芳香族アミド
      • スルホンアミド
      • 遷移金属錯体
      • メタロセン
      • トリフェニルメタン誘導体
      • アミンイミド
      • アミジン還元体
      • α-アミノケトン
      • ピペリジンスピロ縮合アゾベンゼン
      • o-ヒドロキシトランスけい皮酸アミド
  3. 選択のポイント
    1. 安定性
    2. 感光域
    3. 感度
    4. 発生する塩基の強さ
    5. その他 (溶解性,副生成物抑制など)
  4. 光塩基発生剤の機能と応用事例
    1. 結合形成剤
      • 重合触媒
      • 架橋触媒
      • 分子内縮合等
    2. 結合分解剤
      • 解重合触媒
      • 光分解ユニット
    3. 極性付与
    4. 中和
    5. 特定分子との相互作用
      • 色素
      • 生体分子等
  5. まとめ

会場

大阪産業創造館
541-0053 大阪府 大阪市 中央区本町1丁目4-5
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