高分子材料の劣化機構及び長期安定性の確保

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本セミナーでは、高分子材料の劣化機構及び長期安定性の確保について定量的な把握をするアプローチや事例を用いて詳解いたします。

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プログラム

高分子材料の劣化機構及び長期安定性の確保について全体的な対応をわかりやすく解説します。  はじめに、高分子材料の全体的な市場動向や技術動向を紹介し、次に、高分子材料の劣化機構、劣化に対するアプローチ方法、安定化対策などについて解説します。  これには、講師の経験に基づいて出来るだけ定量的に把握するために数式化したアプローチを試みたいと思います。また、具体的な長期信頼性の確保/向上対策に関して、太陽光発電材料、透明性樹脂、発泡製品、建築材料などについての事例を紹介したいと思います。また、建築材料の性能試験に関して方法論も紹介したいと思います。関係者のご参加を希望します。

  1. 高分子材料の概要
    1. 高分子材料の需要動向
    2. 熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂の動向
    3. 発泡プラスチックスの需要
    4. プラスチックス業界の今後の動向
  2. 高分子材料の劣化機構
    1. 高分子材料の劣化 (概要)
    2. 熱劣化
    3. 光劣化
    4. 酸化劣化
    5. 環境劣化
    6. 機械的劣化
    7. 放射線劣化
    8. その他 (電気的劣化、微生物劣化など)
  3. 高分子材料の劣化に対するアプローチ
    1. 一次式による捉え方
    2. 二次式による捉え方
    3. 温度の影響
    4. 劣化の評価試験方法 (概要)
    5. 劣化のマクロ的評価試験方法 (各論)
  4. 長期信頼性の確保/向上対策 (事例研究)
    1. 安定化の考え方
      • 長期信頼性
      • 安定化
      • 高性能・高機能化
    2. 耐侯性・耐光性対策 (太陽光発電材料関係)
    3. 透明性の確保 (透明性樹脂関係)
    4. 汎用樹脂の高機能化事例
    5. 発泡製品の安定化事例 (例:PURフォーム、XPSフォーム)
    6. 建築材料の安定化対策
    7. その他 (製造時の変色など)
  5. 建築材料の試験方法論
    1. 建築材料試験総論
    2. 構造性能試験
    3. 防耐火性能試験
    4. 居住性試験
    5. 耐久性試験
    6. 建築材料特性 (使用条件による要求性能の例)
    7. 建築物の部位に要求される性能

会場

ドーンセンター
540-0008 大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
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