本セミナーでは、樹脂装飾めっきの技術動向と、設計上の問題、使用上の問題を過去の例から解説し、トラブル (外観不良、腐食、密着不良、クラック等) 原因、対策から新しい加工技術、リサイクル技術まで解説いたします。
プラスチックめっきが日本で始められて半世紀になろうとしている。自動車、家電、OA機器、水道部品等の住宅設備部品まで広く使われている。 プラスチックめっきがこうした長い歴史があるのにもかかわらず、使われ方によっては様々な問題が発生するのは使用のされ方が多岐にわたり、その製造工程が金型、成型、めっき、塗装等出来上がるまでの工程が長く複合技術的な要素が強いからである。 こうした要素ばかりでなく、めっきは公害企業という使う側の不理解もある。ユーザーの要求を加工するだけの企業から、新しい加工技術、リサイクル技術を提案する、多品種少量生産が可能なメーカーとしていくつかの提案をしたい。