第1部 キャパシタ開発・技術動向とこれからの利用拡大に向けた高性能化
(2013年6月17日 10:30〜12:00)
東京農工大学 大学院 工学研究院応用化学部門 教授 直井 勝彦 氏
- キャパシタの基礎・背景
- キャパシタの原理・構造
- キャパシタの歴史的背景と近年の重要性
- 電池とキャパシタの違い
- キャパシタの特徴とエネルギー密度
- キャパシタエネルギー密度向上に向けたアプローチ
- キャパシタ材料の推移と材料革新
- 活性炭とナノカーボン
- 水分と耐電圧の関係
- 耐電圧向上と劣化メカニズム
- ガス発生と表面膜の生成
- 活性炭細孔内部で起きる出来事
- 次世代キャパシタへの展開と今後の方向性
- エネルギー密度3倍超の第2世代キャパシタの登場
- リチウムイオンキャパシタの特徴と電極材料候補
- ナノハイブリッドキャパシタの特徴と優位性
- エネルギー密度7倍以上の第3世代キャパシタの候補
- 超高エネルギー密度キャパシタと高出力電池
第2部 リチウムイオンキャパシタの技術・開発動向と採用事例および今後の用途展開
(2013年6月17日 12:45〜14:15)
JMエナジー (株) 商品開発部 マネージャー 田口 真 氏
近年注目の集まる、リチウムイオンキャパシタの原理、設計技術、開発動向、採用事例、今後の用途展開などについて紹介させていただきます。
- リチウムイオンキャパシタについて
- リチウムイオンキャパシタの構成
- プレドープについて
- 他蓄電デバイスとの違い
- リチウムイオンキャパシタの設計技術
- リチウムイオンキャパシタの特性 (ULTIMOの特性)
- 基本性能
- 耐久性
- 安全性
- ULTIMOの採用事例
- リチウムイオンキャパシタ関連の規格について
- 今後の展開
第3部 世界のキャパシタ市場とキャパシタに求められるもの
(2013年6月17日 14:30〜16:00)
日本ケミコン (株) 企画本部 中国新事業開発室長 佐久間 一浩 氏
世界の電池戦争の中で果たしてキャパシタは生き残れるか?次世代キャパシタに求められるものは?日中韓欧米のキャパシタ事情は?
- 真実の「世界のキャパシタの市場」と「世界シェアー」
- 電解液の違いで何が変わるか?日本と世界の違い
- キャパシタ材料は何処の国が強いのか?
- キャパシタ装置メーカーは日本だけか?韓国、中国の装置メーカーは?
- 日本と世界のキャパシタの用途の違い
- 鉄道への応用
- 風力発電への応用
- 大型車両への応用
- 普通車両への応用
- UPSへの応用
- LEDへの応用
- 建機への応用
- クレーンへの応用
- その他に期待する応用
- 用途別に求められるキャパシタの機能・特性
- キャパシタセルの要求事項とモジュールへの要求事項の違い
- 自動車品質へ求められる要求事項
- 材料の信頼性は?
- 新材料に求められるもの
- 今後の利用展開への期待とキャパシタに求められるもの