見えてきた4K家庭導入シナリオ

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俄かに総務省の主導で火のついた4K8Kビジネス。今回は、川上より川下に焦点を当てたリアリズムに富んだ夜間特別セミナー。「4Kビジネスはまだ先のこと」とお考えのカタにはご来場願う必要はない。  2014年7月には4K放送が開始される。番組供給会社・衛星チャンネルはどのような番組を制作して、だれに売ればいいのか。TV端末はいつから販売可能なのか。非放送分野でのビジネス展開の状況はどうなっているのか。講師は4Kビジネスのフロントランナーばかり。実践に裏付けられた4K家庭導入シナリオを熱く語る。本セミナーに参加して絶対損はない。

1. 家庭導入間近の4K:アジテーション

(2013年3月28日 18:00〜18:30)

放送アナリスト
佐藤 和俊 (さとう かずとし) 氏

  1. ケーブルシステムとはいえ、いよいよ日本の一般家庭にもアンドロイドを基本OSとした通信と放送の連携プレイ次世代STBである「Smart TV Box」が入り始めた。中野区にある自宅に同Boxを導入して、JCN中野のデジタルケーブルテレビサービスを実際に受けはじめて感じるのは、これだけ小さな筐体一つでWiFiネット接続環境とHD画質による多チャンネル有料テレビサービスを受けられる驚きである。一言でいえば、デジタル技術はある程度のクオリテイを平準化、低廉化する速度はかなり速いので、ここ五年が4K普及の鍵を握る期間となることは断言できる。
  2. 40インチから60インチが求められる理由は、ここから10年は依然として映像ソースは2Kが主流であるため、アップコンの処理が進歩してもそれ以上の大きさだと粗さが目だってくる。また一般の家庭環境では、テレビ中心のレイアウトを取ることができる場合が少なくなってきている。テレビがリビングの中心に座るという概念はステレオタイプなのかもしれない。40インチでも現在の2K画質では、DR録画でも不満が残るので、視聴距離を考えれば4Kをネイティブとし、8Kのソースも4Kにスケールダウンすれば、SHV開発を行うことと4Kの普及は決して矛盾するものではないだろう。
  3. PS3 (PS4) とUrtra HDTV向けネット配信の動き、ソニーとサムソンなど・・・海外での4K衛星配信の実情そのほか、ハードの紹介、4Kシネマの動きより家庭が一番普及が容易な理由等について言及する。

2. 4Kテレビ本格拡大期のマーケティング戦略

(2013年3月28日 18:30〜19:00)

(株) 東芝 デジタルプロダクツ&サービス社
商品統括部 TV商品部 日本担当
本村 裕史 (もとむら ゆうじ) 氏

 東芝は2011年、世界初の4K対応テレビを商品化し市場を牽引してきた。他社に先駆け4Kモデルを商品化販売してきたメーカーだからこそ見えてきた、消費者が買いたくなる4Kテレビ拡大戦略。  今回のセミナーでは、2013年東芝が「4K本気宣言」と銘打って、強力なラインアップと商品戦略そして、攻めのマーケティング戦略で、どのようにして4K市場を拡大しようとしているかを紹介する。

3. 広がるREDカメラ使用の映画製作・印刷応用事例

(2013年3月28日 19:00〜19:30)

レッドディジタルジャパン (株)
宮本 幸祥 (みやもと ゆきよし) 氏

 世界で一番は早くから普及したREDカメラ (制作システム) 。映画製作・印刷応用などすでに非放送分野でも利活用が進んでいる。最新応用事例をもとに家庭導入課程にある4Kのパワーについて報告する。

4. パネルディスカッション

(2013年3月28日 19:30〜20:00)

月刊「ニューメディア」発行人
天野 昭 (あまの あきら) 氏

【パネラー】

【総合司会】

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
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