(2013年3月27日 13:00〜14:00)
総務省 情報通信国際戦略局 情報通信政策課長
渡辺 克也 (わたなべ かつや) 氏
ICTは、新たな富の創出や生産活動の効率化に大きく貢献し、国民生活を便利にするものであり、ICTの活用が経済成長のための重要な鍵となっている。
このような観点から、グローバル展開を視野に入れつつ、ICTを日本経済の成長と国際社会への貢献の切り札として活用する方策等について「ICT成長戦略会議」が設置され、検討が行われている。
本講演では、これらの取り組み等を中心に、ICTによる成長戦略について概説する。
(2013年3月27日 14:15〜15:15)
総務省 情報通信国際戦略局 技術政策課長
田中 宏 (たなか ひろし) 氏
我が国が競争力を維持、発展し、持続的な経済成長や雇用創出を続けていくためにはICTによるイノベーション創出が必要不可欠である。その実現のため総務省ではICT分野の研究開発を戦略的に推進している。 本講演では、我が国を取り巻く状況を俯瞰した後、今年1月に情報通信審議会に諮問され同審議会情報通信政策部会イノベーション創出委員会において検討を開始したイノベーション創出実現に向けた情報通信技術政策の在り方や、現在取り組んでいるICT分野における研究開発戦略を概説する。更に、東日本大震災発生を受けて強く求められている国民の安全・安心確保のための研究開発への取り組みの状況についても説明する。
(2013年3月27日 15:30〜16:30)
総務省 情報流通行政局 情報流通振興課長
高橋 文昭 (たかはし ふみあき) 氏
ネットワークの高速化やコンピュータ技術の進展とともに、ICTは、技術に強い人だけではなく、一般の人々の普段の生活に欠かせない便利なツールとなった。サービス提供側においても、ネットワーク基盤からプラットフォーム、コンテンツと、大規模な競争が利活用のレイヤに広がってきている。 ICT利活用の政策的重要性が一層増している中、オープンデータ、教育、医療といったICTを利活用する側から、総務省の取り組みを政府全体の動きとあわせて紹介する。