なるほど 納得 シリコーン

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会場 開催

本セミナーは、シリコーンを扱う方を対象に、シリコーンの基礎からシリコーンの配合設計、機能付与について詳解いたします。

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開催予定

プログラム

日本においては、希望する製品を国内専業メーカーから調達すれば済んでいたシリコーン。その枠組みがボーダーレスの波の中で揺らいでいます。  近隣諸国に眼を向ければ、国内調達価格の半値以下での入手が容易な時代ともなりました。この急激な情勢の変化を前にして「自社においてシリコーン技術を確立したい」と考え、そこに投資しようとされる企業が急増しています。  本セミナーでは、シリコーンを扱うすべての分野の方々と、これからシリコーンを学びたいと考える方々を対象とし、まずは過不足のない基礎知識の平易な解説を行います。次に、余り提供されてこなかった情報の中から、より重要性の高いものをご説明いたします。  シリコーンをより身近に感じていただき、皆さんの業務において更なる活用が図られることを講義の目的としています。

  1. プロローグ
    1. シリコーン 誕生と工業材料としての歴史
    2. 馴染みにくい 類似用語を明快解説
      • シリル
      • シラン
      • シラザン
      • シリカ
      • シロキシ
      • シリコン
      • シロキサン
      • シラノール
      • シルセスキオキサン
    3. 製造の方法と原価の仕組み
    4. 日本市場の特殊性に気付いた上で、戦略を練ろう
  2. シリコーンの化学と技術
    1. [分子間力の弱さ]を理解するとシリコーンの特徴が分かる
    2. 複雑すぎる多様な架橋方式を徹底解説
    3. 期待の材料? シラン・カップリング剤 その虚像と実像
    4. シリコーンの弱点を整理する
  3. シリコーンゴムの基本配合設計法を学ぶ
    1. ポリマーブレンドが不可能な理由
    2. 全ての配合材料に共通する留意点
    3. 液状であるシリコーンの混練方法と混練装置
    4. 耐熱性・難燃性・導電性・透明性・成形性付与の着眼点
  4. シリコーン技術社内展開のための実践的提言
    1. コストが魅力 近隣諸国シリコーンメーカーの技術力を査定する
    2. 日本では責任論にすり替わる「ローボラタイル問題」のさばき方
    3. シリコーン技術者 中途採用 ミスマッチの実例と対策
    4. 活かすヒントは “唯我独尊”

主催者より

 「組成物設計講座」でもその講演スタイルに好評を博している講師は、シリコーンの専門家でありながら、ユーザー側から見た「シリコーン観」も理解共感できる希有な存在です。シリコーンを扱う全ての分野の方に、シリコーンを知り尽くした専門家が説く「シリコーンの実際」をお届けする機会を再度設けるべく、好評だった前回講演 (2011年6月) から1年を経て、パワーアップしての開講です。シリコーンに纏わる様々な情報に『なるほど、納得!』して頂けましたら幸いです。

会場

大田区産業プラザ PiO
144-0035 東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

受講料

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