微粒子分散系 (スラリー&サスペンジョン) の理論と応用

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本セミナーでは、スラリー・サスペンションの制御、評価技術と応用について事例を交えて詳解いたします。

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プログラム

微粒子分散系は塗料・インク・食品・医薬品等の化学製品に頻繁に用いられる流体系であり、工業上重要である。しかしながら、これらの系は複雑であり、その制御および取り扱いに関しては、試行錯誤によって行われている現状がある。  本講ではこれら流体を扱う基礎学問であるレオロジー学および微粒子工学に基づき、流体中における微粒子の分散・凝集制御に関する基礎知識を学ぶ。

  1. レオロジーの基礎
    1. ひずみとひずみ速度
    2. 応力と粘度
    3. 複雑流体
  2. 粘度発現のメカニズム
    1. 低分子流体
    2. 微粒子分散系
    3. 高分子流体
  3. 粘弾性流体
    1. マックスウェル要素
    2. フォークト要素
    3. 緩和と遅延
    4. 粘弾性流体の挙動
  4. 粘弾性流体の解析
    1. コーシーの方程式
    2. 擬塑性流体モデル
    3. 粘弾性流体モデル
  5. 微粒子分散系
    1. 分散系の分類
    2. 粒子間相互作用
    3. ゼータ電位
    4. DLVO理論
  6. サスペンジョン
    1. サスペンジョンの粘度
    2. セルモデル
    3. 凝集体分散系の粘度
  7. 粘度測定法
    1. 回転式レオメータ
    2. 細管式粘度計
  8. チクソトロピー
    1. チクソトロピーとは
    2. チクソトロピー性の発現メカニズム
    3. チクソトロピーモデル
  9. 添加剤による分散・凝集制御
    1. 分散制御
    2. 凝集制御
    3. 凝集剤・分散剤
  10. 流れによる分散・凝集制御
    1. 凝集速度制御
    2. スタティックミキサー
  11. 塗膜の微粒子挙動
    1. 印刷ペーストの粘度履歴
    2. コーティングプロセス
  12. 膜乾燥課程の微粒子挙動
    1. 沈降と乾燥
    2. バインダーによる構造制御

会場

東京都立産業貿易センター 浜松町館
105-0022 東京都 港区 海岸1-7-8
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