(2013年3月30日 13:00〜13:55)
日本説得交渉学会 (社会心理学) 理事
柴田 純男 (しばた すみお) 氏
まさに、人と人の心理的な駆け引きである「交渉」、その基本的セオリーとして、落ち込みやすい誤解、成功の3原則などを解説します。 また、交渉がマネジメントであり、シナリオの作成や、そのための準備が必要であることを理解していただきます (準備如何で8割は決まる) 。さらには、これらのセオリーを通して「アンカリング」、「BATNA」、「ZOPA」といった効果的な手法を解説します。
(2013年3月30日 14:00〜14:55)
医療法人愛晋会中江病院 管理統括責任者
松代 禎史 (まつしろ よしふみ) 氏
コンサルティング会社と共に医療材料・医薬品・委託費などのコスト削減を行い、病院内で起った各部門の動きや自分自身が感じたことを中心にお話しします。現場の職員と委託業者の関係もいろいろあり、担当職員の意見と委託業者が感じている事についてや、他業者から感じた現場の姿など他業者との交渉を通じて知った事と、当院での改革事例について。 また、今後の医療の動向と病院でのコスト削減の重要性・異質な価格決定・病院同士の希薄な関係やSPD管理の実態について、現状を見直すきっかけになれればと考えています。 さまざまな価格の適正価格が判らない中、どのような方法でコスト削減に取り組む事が出来るかについて紹介したいと思っています。
(2013年3月30日 15:05〜16:00)
有限会社ドゥーダ 取締役
清水 仁 (しみず じん) 氏
コスト削減そのものは多くの病院において医薬品や医療材料などの材料費の価格交渉、清掃や保守メンテナンスそして検体検査の委託費などの契約交渉といった形で毎年繰り返されています。 しかし、この価格交渉スキルやローコストオペレーションを体系的かつ専門的に学ぶ機会は多くなく、仮にあったとしても極めて経験則的・職人的なものであって、担当者間の引継ぎが極めて困難なテーマの一つであると考えています。 そこで、本講では心理経済学やグループダイナミクスの理論をどのようにしてローコストオペレーションに反映させていくべきなのか、ご紹介いたします。