3年先・5年先の新ビジネスの鉱脈を読み解く 国際比較データの収集・利活用ノウハウ

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国際比較データを用いて日本の立ち位置を明らかにし、それによって日本経済の置かれた現状を理解してもらいます。  さらに、その現状をもとに3年先、5年先の日本はどうなっていて、どのような分野に投資やビジネスチャンスの鉱脈があるのかをつかむためのテクニック・ノウハウを学んでいただきます。

 グローバル化が進めば国の役割は減る、と一般に思われがちですが、現実はそれほど単純ではありません。むしろグローバル化が進み、企業や人材が動きやすくなればなるほど、各国は自国の強みを活かして、優良な企業や人材を少しでも呼び込もうと、努力する時代となっています。このような状況の下で、世界各国の情報を的確に収集し、活用することは、企業の意思決定においてますます重要になっています。  よく「インターネットがあれば、世界の情報が瞬時に集められる」と言いますが、データを集める方法論や、データを読み解くリテラシーがなければ、一日中コンピュータと格闘して何も得られない、ということになりかねません。  本講演では、様々な国際比較データを紹介しつつ、それらの効率的な収集・利活用のコツを解説するとともに、3年先・5年先の新ビジネスの鉱脈を見出す一助としていただきたいと思います。

  1. 国際比較データの利用価値
    • 日本企業のグローバル化はまだこれから
    • まずはマクロデータから
    • 世界を知り、日本を知る
    • 国際比較データの取り扱いで注意すべきこと
  2. 世界各国を概観する
    • 外務省「各国・地域情勢」
    • CIA「The World Factbook」
    • The World Bank「The Data Catalog」
  3. 世界各国の経済構造を比較する
    • SNA (国民経済計算) の仕組み
    • フローデータの読み方
    • ストックデータの読み方
  4. 世界各国の産業構造を調べる
    • FAO Stat
    • INDSTAT/ICSD
    • 国際業界団体データ
  5. 世界各国の事業環境を調べる
    • Doing Businessプロジェクト
    • 「国際競争力」という考え方
    • あの国は安全か?
  6. 世界各国の物価水準を比較する
    • ビッグマック指数とパンケーキ指数
    • UBS「Prices and Earnings」
  7. 世界の人々のライフスタイルを知る
    • 国際世論調査の利用
    • PISAはテストだけじゃない
    • 日本政府が実施する国際調査
  8. 国際日本データランキング
    • 様々な地域別の特徴を見る
    • 国別の特徴を概観する
    • 相関関係からヒントを得る
  9. 質疑応答/名刺交換

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
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