国際比較データを用いて日本の立ち位置を明らかにし、それによって日本経済の置かれた現状を理解してもらいます。 さらに、その現状をもとに3年先、5年先の日本はどうなっていて、どのような分野に投資やビジネスチャンスの鉱脈があるのかをつかむためのテクニック・ノウハウを学んでいただきます。
グローバル化が進めば国の役割は減る、と一般に思われがちですが、現実はそれほど単純ではありません。むしろグローバル化が進み、企業や人材が動きやすくなればなるほど、各国は自国の強みを活かして、優良な企業や人材を少しでも呼び込もうと、努力する時代となっています。このような状況の下で、世界各国の情報を的確に収集し、活用することは、企業の意思決定においてますます重要になっています。 よく「インターネットがあれば、世界の情報が瞬時に集められる」と言いますが、データを集める方法論や、データを読み解くリテラシーがなければ、一日中コンピュータと格闘して何も得られない、ということになりかねません。 本講演では、様々な国際比較データを紹介しつつ、それらの効率的な収集・利活用のコツを解説するとともに、3年先・5年先の新ビジネスの鉱脈を見出す一助としていただきたいと思います。