2012年10-12月四半期の決算発表とその後の計画でiPhoneの神話が消え始めた中、アップルTVの行方に注目が集まっている。既にアップルのティム・クックCEOも「大変興味を持っており、アップルが貢献できる分野の一つ」と述べており、進出の意図を最早、隠そうとはしていない。
そうした中、韓国勢は音声操作、ジェスチャー操作、顔認識など着々と手を打っている一方、国内家電は概ね二画面方式しか提案していない。
アップルTVが出ればグーグルテレビに再度、火が付く可能性もある。また伏兵は、マイクロソフトなどの専用ゲーム機業界である。そして中下位メーカーにはRokuのアプローチも面白い。
本講演では、はっきりして来たアップルTVの姿やアプローチ法を想定すると共にライバル企業の動向もお伝えする。
- アップルTV登場前夜の光景
- モノ支配論理からサービス支配論理へ
- 登場の為のエコシステム (生態系) は成熟したのか
- iPodやiPhone登場時との比較
- サムスンのスマートテレビがゲーム機メーカーに勝てない訳
- HTML5とW3Cにおける標準化の動向
- アプリやブラウザーの標準化に意味があるのか
- スマートTVアライアンス
- 韓国勢と日本勢のアプローチの差
- 想定されるアップルTVの姿
- 二つのアプローチ
- アップルが考慮する5つのポイント
- どんな姿が想定されるのか
- クラウドサービスと録画の関係
- ビッグデータとアップルTV
- アップルTV登場後の衝撃
- テレビメーカーへの影響
- グーグルテレビへの影響
- HTML5運動への影響
- ゲーム機業界への影響
- 地上波への影響
- 有料テレビ業界への影響
- インターネット業界への影響
- スマートデバイス全般への影響
- その他
- 主要プレイヤーの動向
- 国内市場、国内放送市場への影響
- インターネット放送事業者は如何に動くか
- 質疑応答/名刺交換