医療・ヘルスケアとビッグデータ これからの10年

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ゲノム診断に基づくオーダーメード治療、分子標的薬、iPS細胞など、ゲノム解明によって医薬品分野では革命的な変化が始まっている。平均寿命100歳超も夢物語ではなくなってきた。技術の進歩によって、人口増加や高齢化は予測以上に進む可能性が出てきている。保険や年金といった社会制度の見直しが迫られるだけでなく、ライフスタイルや価値観を変えるきっかけにもなるだろう。  ハイテクの専門機器や新薬は、単価を上げる要因にもなっている。米国では“医療費破産“は今や日常的な光景になりつつある。労働人口の減少で財政は年追う毎に厳しさを増しており、公的医療だけで全てを負担するとは不可能だ。「生命」を差別してはいけないが、経済的な理由から全ての人達が同じサービスを受けられる訳ではない、という現実はある。  一方、外国人を含む「富裕層」からは、クオリティーの高い医療サービスを求める声も年々強くなっている。日本でも、海外で安く治療を受ける「医療ツーリズム」への注目が高まっている。「医療のグローバル化」が本格的に始まったのである。  医療、ヘルスケアを取り巻く環境やテクノロジーは、今後10年、15年でどのように変わるのだろうか。本講演では、変化のシナリオや将来像など、今後の戦略立案のための「前提」を提示したい。

  1. 「ライフ・イノベーション」 ~ゲノム解読が何をもたらすか?
  2. “医療開国” ~グローバル化+自由経済化
  3. 公的医療保険や医療システムはこれからどう変わるか?
  4. ガラパゴス化する日本の創薬 ~薬はモノからサービスへ
  5. クラウド・コンピューティングが医療にどんな変化をもたらすか?
  6. 次世代予防医療 ~ 「ビックデータ」から未来を予測する
  7. 質疑応答/名刺交換

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
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