他社との共同開発事業や、外国企業による社員の引き抜きなどの増加により、「技術情報」や「技術者」が社外に流出していくケースが増えています。このような状況の中で技術的な競争力を保つためには、技術情報 (アイデア、ノウハウ) を、「社員の頭の中にある暗黙知」から「文書・図面などの形式知」に変換した上で、「会社の資産」として適切な管理をすることが不可欠です。
本セミナーでは、開発現場や製造現場で生まれる「暗黙知」を「形式知」に変換する方法を学ぶとともに、特許・営業秘密などの保護方法を活用して「会社の資産」として適切に管理する方法を学びます。
- はじめに
- 本セミナーで取り上げる内容のポイントを紹介します。
- 技術情報の流出が引き起こす問題
技術情報流出の現状と、情報流出が引き起こす問題を紹介します。
- 技術情報流出の現状 (流出の実態、流出する経路)
- 技術流出のケーススタディー
- 技術情報の流出が引き起こす問題
- 技術情報の流出対策
技術情報の流出を防ぐための具体的な対策を紹介します。
- 技術情報へのアクセス自体を防ぐポイント
- 技術情報へのアクセスを許した上で、情報流出を防ぐポイント
- 技術情報を保護するためのポイント
技術情報の保護する際に考えるべきポイントを紹介します。
- 保護するべき技術情報の把握
- 技術情報を開示する相手への意識
- 「情報の内容」と「情報を開示する相手」の関係
- 技術情報を保護するための「特許」と「営業秘密」
技術情報の保護方法として、「特許」と「営業秘密」を紹介します。
- 某飲料メーカーの秘密情報管理
- 特許で保護する場合のメリット、デメリット
- 営業秘密で保護する場合のメリット、デメリット
- 技術の特性に合わせた保護方法を選ぶコツ
- 特許で技術を保護する
特許で技術を保護する際のポイントを紹介します。
- 必要な権利範囲で特許を取得できるか
- 秘密の情報を公開してしまわないか
- 他社の権利侵害を発見、立証できるか
- 営業秘密で技術を保護する
営業秘密で技術を保護する際のポイントを紹介します。
- 秘密情報として管理し続けることができるのか
- 他社が独自に同等技術にたどりついた場合にどうするか
- まとめ
セミナーの内容を振り返ります。