表面プラズモンの基礎とデバイスへの応用

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本セミナーでは、伝搬型・局在型の表面プラズモンの基礎から解説し、バイオセンサ・光回路・有機ELなど最新の応用研究動向までを詳解いたします。

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プログラム

表面プラズモンの特長は光の波長以下の空間領域への閉じ込め効果と、そこにおける光電場の増強効果である。  さらに、一昔前までは、単純な薄膜やコロイド粒子になどに限られていた金属形状が、近年の微細加工技術の向上により、様々な複雑な形状が作製できるようになったことと相まって、プラズモニクスのナノフォトニクス・ナノオプティクスの占める割合は増加の一途をたどっている。  本講演では伝搬型、および局在型の表面プラズモンの基礎から、センサ、分析、受動デバイス、発光デバイス等への応用について解説する。

  1. 伝搬型表面プラズモン
    1. 表面プラズモンとは
    2. 表面プラズモンの分散関係
    3. 表面プラズモンの励起
    4. 表面プラズモン共鳴
    5. 電場増強効果
    6. 長距離伝搬型表面プラズモン
  2. 局在型表面プラズモン
    1. 局在型表面プラズモンとは
    2. 球形粒子における局在プラズモン
    3. 回転楕円体における局在プラズモン
    4. 基板上の粒子おける局在プラズモン
    5. 粒子間相互作用
    6. 電場増強効果
  3. 表面プラズモンと分子との相互作用
    1. エネルギー移動
    2. 状態密度
  4. 応用
    1. バイオセンサ
    2. 光回路
    3. 異常透過
    4. 非線形光学効果
    5. 表面増強ラマン散乱・プローブ顕微鏡
    6. 蛍光増強
    7. 有機EL素子・LED
    8. ナノレーザー・スぺーザー
    9. 受光デバイス
    10. 太陽電池
    11. テラヘルツ領域の表面プラズモン
    12. メタマテリアル
    13. その他

会場

東京流通センター
143-0006 東京都 大田区 平和島6-1-1
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受講料

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