本講演では下記のような研究分野を通じて、酸化物や酸窒化物、窒化物の液相合成法を紹介いたします。
①エネルギー関連材料合成:可視光応答型水分解光触媒 (太陽エネルギーから直接水素を生成、真のクリーンエネルギーへの挑戦) 、高効率の次世代ナノフォトニック材料 (高効率の次世代照明への応用により長寿命化やエネルギー消費量の削減) 、その他
②低環境負荷材料作製プロセス:どんなに素晴らしい環境機能を持った物質でも実際の製品化の際に多大なエネルギーを消費するようでは環境にやさしいとはいえない。そこで溶液プロセスなどの液相プロセスを積極的に応用し、環境負荷の小さなエネルギー関連材料合成プロセスを開発する。
- エネルギー・環境問題
- 現在のエネルギー問題に関して
- 代替エネルギーに関して
- 物質と材料に関して
- 物質と材料の違い
- 材料としての無機物質の特異性
- 溶液プロセス
- 溶液プロセスの概要
- 水熱法
- 水熱法とは
- 水熱法の原理
- 水熱法による光触媒合成
- 水熱法の現在
- 水熱電気化学法
- 水熱電気化学法とは
- 水熱電気化学法の原理
- 水熱電気化学法による酸化物薄膜合成例
- 超臨界プロセス
- 超臨界プロセスとは
- 超臨界プロセスの原理
- 超臨界プロセスの実例
- ソルボサーマル法
- ソルボサーマル法とは
- ソルボサーマル法の原理
- ソルボサーマル法の実例
- アンモノサーマル法
- アンモノサーマル法とは
- アンモノサーマル法の原理
- アンモノサーマル法の実例
- 溶液合成法による最近の成果
- 白色LED用蛍光体材料
- 可視光応答型水分解光触媒
- 溶液プロセスの将来
- 人工光合成への挑戦
- リチウムイオン電池負極材料への応用可能性