クラウド配信本格化に向けた権利処理とビジネス展開の実際

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デジタル化、ネットワーク化の進展により登場したコンテンツのネット配信。その影響を善くも悪しくも真っ先に受けた音楽業界が、これにともなう諸問題にどのように対応してきたのか、あるいは対応しようとしているのか、そして未解決の問題点は何なのかを、主に権利処理の視点から解説し、あわせて、現在音楽業界が抱えている著作権法上の問題点を指摘し、その解決策を模索する。  後半では、動画サイトなどにおける権利処理の考え方やビジネス展開の方向性について取り上げ、また、本格化する音楽のクラウドサービスの実態を紹介するとともに、クラウドサービスがもたらす配信サービスの可能性と課題を展望する。

■ 担当講座 ■
1~4=秀間 修一 氏 5~7=荒川 祐二 氏 8=荒川 氏/秀間 氏

  1. 音楽コンテンツの利用形態と権利の関係
  2. 音楽コンテンツのネット配信と楽曲の権利
    • 主な著作権等管理事業者の使用料規程の概要
    • 使用料の徴収と分配
    • 違法配信への取り組み
  3. 音楽コンテンツのネット配信と原盤の権利
    • 原盤印税と実演家印税
    • 契約書、メタデータ、印税計算書のフォーマット統一化の試み
    • 違法配信への取り組み
  4. 音楽の側面から見た現行著作権法及び集中管理の問題点
    • ダウンロード音源、レンタル専用CDは「商業用レコード」か
    • 「替え歌」における著作権法と集中管理の問題点
    • 編曲に関する権利と権利処理の実態
    • ボーカロイド作家の権利観と集中管理
  5. 音楽配信、動画配信サイトなどにおける権利処理とマネタイズ手法
    • YouTubeなどにおける権利処理の考え方
    • ビジネス展開の方向性
  6. 音楽のクラウドサービスの現状
    • Spotify他、実際のサービスの紹介
  7. クラウドサービスがもたらす配信ビジネスの領域拡大の可能性と課題
    • 権利処理に向けての課題
    • 日本におけるクラウドサービスの展望
  8. 質疑応答/名刺交換

会場

クラブハウス会議室 赤坂
107-0052 東京都 港区 赤坂2-5-1
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