(2013年3月27日 10:30〜12:20)
一般財団法人 化学及血清療法研究所 (化血研) 理事
信頼性保証部門担当 品質管理部 部長 理学博士 菅原 敬信 氏
第1部では、ワクチンを理解する上で必要な基本知識とワクチン製造の具体例 (組換えB型ワクチンと細胞培養日本脳炎ワクチン) を紹介する。 また、2009年に発生したパンデミックインフルエンザを振り返り、“次”への対応状況についても紹介し、最後に、ワクチンの品質管理を巡る最近の動きについて紹介する。
(2013年3月27日 13:00〜14:50)
(株) IHIプラントエンジニアリング 医薬・ファインケミカル事業部 主席技監 工学博士 菅谷 和夫 氏
細胞培養ワクチン生産には、微生物、動物細胞、昆虫細胞等種々のプロセスが利用されている。 一方シングルユース機器の利用は培養設備の大きなトレンドとなっているここでは、細胞ワクチン生産プロセスの最新動向を俯瞰するとともに、シングルユース機器はどこに利用することができ、その特徴 (コストスタディー等) はどこにあるかについて具体的に解説する。
(2013年3月27日 15:05〜16:25)
日本ベクトン・ディッキンソン (株) BDメディカル ファーマシューティカルシステム事業部
マーケティングマネージャー 村本 孝一 氏
欧米を中心とした海外市場ではワクチン製剤のプレフィル化が大きなトレンドとなっており、ワクチンの種類によってはほぼ全てがプレフィル製剤で供給されている。 一方で国内のワクチン市場においては依然バイアル製剤が主流となっており、プレフィル製剤の流通量は限られているのが現状である。 本セミナーでは国内・海外のワクチン市場におけるプレフィル製剤の流通状況および新規プレフィル用デバイスの開発動向について解説する。