自動車用樹脂部品における技術動向・トレンドと信頼性設計、各種試験・評価方法

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プログラム

第1部 自動車用樹脂部品における技術動向と信頼性設計・材料開発の考え方・活かし方

(2013年4月11日 10:30〜12:10)

(株) デンソー 材料技術部 有機構造材料室 担当係長 長坂 進介 氏

 自動車用樹脂部品の開発設計およびその材料設計段階において、自動車メーカーへのシステムサプライヤであるとともに材料ユーザーである弊社デンソーの材料開発の考え方や使いこなしについて、信頼性設計の視点を中心に事例を交えて紹介する。

  1. 弊社における樹脂製品の変遷
  2. 自動車部品における樹脂材料技術ニーズの動向
  3. 自動車用樹脂機能部品における品質保証の技術的視点
  4. 樹脂材料/製品開発事例
  5. 次世代自動車における樹脂部品へのニーズの変化と取り組み事例

第2部 自動車における樹脂グレージングの開発と成形加工、技術的課題 ~自動車部品の軽量化に向けたトレンド技術~

(2013年4月11日 13:00〜14:40)

三菱エンジニアリングプラスチックス (株) 技術センター 製品開発グループ GM 今泉 洋行 氏

 自動車部品の軽量化は、炭酸ガス排出量の削減、燃費向上につながる大きな手段で、中でも自動車用窓ガラスの樹脂化は軽量化効果も大きく、非常に注目されているテーマである。  本講演では、欧米を含めた開発動向、自動車用窓ガラスの要求規格、樹脂化における成形加工技術と、その技術的課題に関して解説する。

  1. はじめに
    1. 樹脂グレージングの背景
    2. 市場動向と各国要求規格
  2. 樹脂グレージングの特徴と技術的課題
    1. 樹脂グレージングの特徴
    2. 多色成形技術とCAE予測技術
    3. 熱線遮蔽、熱マネジメント
  3. まとめ

第3部 自動車樹脂部品に求められる規格・規制・試験と対応した樹脂部品の開発事例

(2013年4月11日 14:50〜16:30)

ポリプラスチックス (株) 研究開発本部 テクニカルソリューションセンター 次長 松島 三典 氏

 自動車部品の樹脂化目的は、モジュール化、高機能化、軽量化、製品設計の自由度、など様々あり、年々樹脂部品の比率は大きくなっている。特に近年はEV化により新たな自動車部品も増えており、その中で法規制が関係するものも多くなっている。  ここでは、自動車部品の中で樹脂材を用いた場合に関係する規格から、実際の測定事例・試験方法などの紹介と規制をクリアできる新規材料開発などについて説明を行う。

  1. 自動車樹脂部品に関係する主な規格・規制
    1. 自動車部品に関係する主な樹脂材料規格
    2. EV化によって関係する規制・規格
  2. 樹脂材料に関する主な規格試験の事例紹介
    1. ガソリン透過性試験
    2. 揮発性有機化合物 (VOC) の測定方法
    3. 電気特性に関係する試験
    4. 燃焼性に関係する試験
  3. 樹脂規格・規制への対応、新材料の開発事例
    1. 低VOC材料 (POM樹脂開発)
    2. 耐トラッキング性改良材料 (PBT、PPS樹脂開発)
    3. UL2251 (EV用充電コネクタ) 認定材料 (PBT樹脂開発)

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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