本セミナーでは、特許情報から顧客情報・ニーズ情報を抽出するマーケティング手法を実演を交えながら詳解いたします。
今の日本の製造業において、新規技術を用いた事業の創出は不可欠ですが、なかなかうまくいかないという声が多く聞こえます。その大半は「技術としてはいいものがあっても、市場がない (商品にならない) 」ということであり、「顧客のニーズ」「顧客の情報」が不足していることが原因といえます。しかし、実際問題として、まだ生まれていない技術、生まれていない商品に対する顧客の意見、ニーズを収集することは非常に困難です。 我々は、いくつかの技術の開発および関連商品開発をする中で、特許情報から抽出した「顧客情報」「ニーズ情報」を利用した技術マーケティングの手法にたどりつくことができました。 この手法により、従来は、顧客の反応を探りながら商品を開発する、という「受け身」のマーケティングしか行い得なかった、シーズ (技術) ベースのマーケティングにおいて、客観的な情報に基づいて有望顧客を探し出し、事前調査を踏まえて最初からベストな提案を持ち込むという、高効率な「攻め」のマーケティングを実施することが可能となります。 ぜひこの手法を、新しい技術・新しい商品の企画・マーケティング・販売のすべてのステージで御活用下さい。なお、本手法は、既存商品の新しい用途・顧客探索でもすでに実績があり、セミナーの中で実例を挙げて紹介させて頂きます。