特許情報分析による技術マーケティング

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本セミナーでは、特許情報から顧客情報・ニーズ情報を抽出するマーケティング手法を実演を交えながら詳解いたします。

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プログラム

今の日本の製造業において、新規技術を用いた事業の創出は不可欠ですが、なかなかうまくいかないという声が多く聞こえます。その大半は「技術としてはいいものがあっても、市場がない (商品にならない) 」ということであり、「顧客のニーズ」「顧客の情報」が不足していることが原因といえます。しかし、実際問題として、まだ生まれていない技術、生まれていない商品に対する顧客の意見、ニーズを収集することは非常に困難です。  我々は、いくつかの技術の開発および関連商品開発をする中で、特許情報から抽出した「顧客情報」「ニーズ情報」を利用した技術マーケティングの手法にたどりつくことができました。  この手法により、従来は、顧客の反応を探りながら商品を開発する、という「受け身」のマーケティングしか行い得なかった、シーズ (技術) ベースのマーケティングにおいて、客観的な情報に基づいて有望顧客を探し出し、事前調査を踏まえて最初からベストな提案を持ち込むという、高効率な「攻め」のマーケティングを実施することが可能となります。  ぜひこの手法を、新しい技術・新しい商品の企画・マーケティング・販売のすべてのステージで御活用下さい。なお、本手法は、既存商品の新しい用途・顧客探索でもすでに実績があり、セミナーの中で実例を挙げて紹介させて頂きます。

  1. 技術系商品におけるマーケティングの課題
    1. 技術・事業にまつわる課題~技術と営業のギャップ
    2. 従来のマーケティングの効果と限界~技術・事業における問題
    3. 客観的情報源としての特許の効果~ヒアリング・コンタクト前にすべきこと
    4. ナノインプリント技術におけるマーケティング事例
      • 従来のマーケティング手法による失敗例  ~展示会やヒアリングだけではわからないこと
      • 特許情報を活用した成功事例  ~事前にここまでわかる~さらに話が進む
  2. 特許情報を活用した技術マーケティング事例と市場分析の実演
    1. ある技術を必要としている企業を探す~潜在顧客の発掘、新規開拓の有力情報
    2. ある技術にすでに取り組んでいる企業を分析する  ~顧客か競合か協業か、顧客の精査
    3. 顧客企業における研究課題、具体的なテーマを知る  ~顧客のニーズを知り、具体的な提案に結びつける
    4. 顧客企業における研究担当者を知る~コンタクト先担当者氏名の抽出
    5. キーマンを知る~商談の流れをつかむ
    6. 顧客担当者の研究内容、背景を知る  ~展示会コンタクト顧客のフィルタリング、情報収集・興味本位か?本格検討しているのか?
    7. 特許検索・分析ツールの事例、実演~明日から実践、新規顧客開拓!

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)
136-0071 東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

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