ディスプレイ、電池、医療、食品用途など、ハイバリアフィルムへのニーズは依然として高く、各社で技術開発も精力的に行われています。しかし、バリアコーティングを施しても必ずしも設計通りのバリア性を得られない場合が多く、開発現場では苦戦されている状況もあります。 本講演では、ガスバリアの原理と実際の製造プロセスでバリア性を支配する要因とについて解説することによって、問題解決のヒントを提供できれば幸いです。