ケーブルテレビ全国先進的取組みと展望2013

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プログラム

1. スマートテレビ実験で原点回帰

(2013年2月27日 13:00〜13:55)

(株) 愛媛CATV 常務取締役
白石 成人 (しらいし なると) 氏

 愛媛CATVは開業以来、地域事情に根ざした独自の施策を展開してきました。テレビのデジタル時代を迎えトリプルサービスの中でかつての輝きを失いつつあるテレビサービス、長引く不況などを背景に、我々は本当にお客様の目線に合わせたテレビサービスを提供してきたのでしょうか?そんな課題認識の中、ちょうど一年前に「スマートテレビ実験協議会」を立ち上げました。  本講演では、原点回帰を目指した協議会を通じて見えてきた現実、課題を含めて、今後の展望もご説明します。

  1. テレビサービス再考
  2. ホールサービスからの脱却
  3. IP放送の課題とブレイクスルー
  4. 実験協議会
  5. 実験から見えてきた現実
  6. 通信サービスの原点回帰
  7. 質疑応答/名刺交換

2. ケーブルテレビ品川の防災放送、J-ALERT連携の取組みと今後の展望

(2013年2月27日 14:00〜14:55)

(株) 南東京ケーブルテレビ 技術部 課長 (新サービス担当)
宮島 明彦 (みやじま あきひこ) 氏

 ケーブルテレビ品川 (CTS) がサービスエリアとする東京都品川区 (人口36万6千人/20万1千世帯) は、防災啓発に積極的な地域です。CTSでは開局以来、品川区と連携して、コミュニティチャンネル「品川区民チャンネル」でL字放送等を使い、防災情報を放送してきました。  これに加え、昨年10月より、J-ALERT連携の瞬時緊急情報 (緊急地震速報など) の放送を、文字スーパー放送方式を用いて開始しました。  今回は、その他の防災情報の発信の取組みも交えてご紹介します。

  1. 品川区の特徴とケーブルテレビ品川のご紹介
  2. 品川区と連携したケーブルテレビ品川の緊急・防災放送の取組みについて
    • 防災L字放送の取組み
    • 災害時の放送対応
    • CMS連携データ放送の取組み
  3. 文字スーパー放送方式の採用によるJアラート配信の瞬時緊急情報のコミチャンへの表示の取組みについて  (文字スーパー放送 (ARIB STD B-23) とは、放送本線とは独立した伝送信号として伝送することで、地上デジタル放送の特性の表示遅延を最少化するもの)
  4. 質疑応答/名刺交換

3. ケーブルネット296のデータ放送への取組み

(2013年2月27日 15:05〜16:00)

(株) 広域高速ネット二九六 営業本部 営業部 営業企画課
加藤 純一 (かとう じゅんいち) 氏

 当社は、佐倉市ほか千葉県内15市町で放送サービスをしているCATV局です。  昨年に開局25周年記念を迎え、コミュニティチャンネルの更なる増強をとのことから、データ放送を開始しました。  NHKや民放各社のデータ放送とは一線を画し、地域情報1本に絞って構成していますので、全国ニュースや、占いなどの遊びコンテンツは一切扱っておりません。競合他社と比べてもアドバンテージになり、視聴者のかゆいところに手が届くようなツールを目指しています。  本講演では、データ放送導入の背景から現状、今後の課題・展望についてご紹介します。

  1. 会社紹介
  2. データ放送導入の背景
  3. データ放送の開始にあたっての準備
  4. データ放送の特徴の紹介 (スーパーの紹介・行政との防災行政無線連携など)
  5. 今後の課題 (通信対応化・エリア限定データ放送の推進)
  6. 質疑応答/名刺交換

4. スマート化するケーブルテレビと見直されるデータ放送利活用

(2013年2月27日 16:05〜17:00)

立命館大学 映像学部 客員教授
峯岸 稔治 (みねぎし としはる) 氏

 スマートTV≒IPTVモデルが本格導入される時代背景の中で、改めて見直される必要があるのが、データ放送の在り様です。その一つが、データ放送のGW (ゲートウェイ) としての在り様とコンテンツ&サービスモデルであると同時に、データ放送モデルはスマートTVコンテンツに吸収されてしまうか否かと言う論点です。  そこで改めて、地上波放送での先行事例からまだまだ学べる事を色々な方面からご紹介し、今後のあり方を考えます。

  1. 各種 (防災、買い物、医療健康他) サービス事例のご紹介
  2. 効果的なデータ放送への誘導モデルの想定とその実力を探る
  3. ユニーク&斬新 (視聴ポイント) サービスの研究
  4. ASPモデルとシステム導入モデルの相違&課題を探る
  5. 地上波での新たな地域情報の取組み事例の研究
  6. 如何すれば通信コンテンツが簡単に構成&更新できるのか?
  7. 質疑応答/名刺交換

会場

クラブハウス会議室 赤坂
107-0052 東京都 港区 赤坂2-5-1
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