米国では、ケーブルTVビジネスが、従来の多チャンネル映像サービスを中心とする世界からIPによる様々なホームサービスへと拡大しようとしている。このような動き、ならびに通信事業者やインターネット事業者との競争環境を的確にとらえ、次代のケーブルサービスを担うケーブル技術を開発・標準化することが新ケーブルラボの重要な使命となる。 本講演では、このような背景から、これまでケーブルラボで精力的に取り組んできた次世代STB “ハイブリッドBox“をはじめとする4つの重点的な取組みと、今年、新たに検討を始める3つの課題について紹介することとする。