震災後の電力需給調整を目的に急激にBEMSが普及し始めております。一方ビルの監視制御システムとして長年に渡り進化し続けてきたビルディングオートメーションシステムも省エネ・節電等のニーズに合わせBEMS機能を装備するとともにBCP (事業継続計画) の実行システムとして期待が高まってきています。
本講では、業務用施設においてその目的に合わせたシステム導入について解説を行うとともに、ビルディングオートメーションの高度化と連携技術を実例でご紹介します。
省エネ・節電対策、施設のBCP策定、居住・執務環境の向上、ビルの老朽化対策、などを検討中のオーナー、コンサル、施工業者、メーカーなど様々な方に役に立つビルディングオートメーションシステムの最新セミナーです。
- BEMSだけでは役に立たないビル運営と省エネ
- エネルギーの見える化から省エネ・節電を実施・実行するために必要なもの
- ビルの様々な設備情報が無ければ具体的な対策はとれない
- 最終的に省エネ・節電を実行するのは
- いざという停電・復電、自家発運転時にBEMSは役に立たない
- いざというときに必要な機能はBCPを実行するビルディング・オートメーション
- ビルの停電時BCP実行の実際例
- ビルディング・オートメーションの紹介
- ビルディング・オートメーションの高度化と連携技術
- ビルディング・オートメーションの高度省エネ技術
- 熱源の特性に合わせたシステム最適制御
- シミュレーション技術による熱源の送水温度最適制御
- ビルディング・オートメーションの連携技術:スマートエネルギー制御
- 事業所内で構築するマイクログリッド
- 事業所間連携による熱と電気の最適化
- ケーススタディ:EV充電器をビルに導入した場合の対応例
- ビルディングオートメーション活用最新事例
- BASを最大限活用し大幅ピークカットと居住者満足を両立した事例
- 複数主体連携の活動を10年以上を実現したBASの秘訣
- 質疑応答/名刺交換