高品質切断に向けたスリッタ―加工の基礎

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プログラム

コーティング技術応用の製品の開発に伴いあらゆるジャンルで、多種多様な製品群が生産されている。  その製品は、紙、布、フィルム、鉄、非鉄金属等、あらゆる素材をベースとして多種の材料を多層にコーティング又は、ラミネートして食品、住宅関連、情報、通信、家電、自動車、及び医療関係等に使用されている。  特に最近は通信・電気・電子関連分野においては、日々急速に変化進歩しており、電池、FPC (フレキシブルプリント基板) においては、多種の方法が開発され実用化している。  スリッティングに関しても要求される項目は多岐に渡っているが、特に切断後の切粉 (切屑) の状況、切断面の形状及び用途による要求内容 (電気特性) 、巻取製品の形状等については、厳しく管理する必要に迫られている。  そこでフィルム一般のスリッターを中心に切断、巻取りについて基本を説明する。

  1. スリッターの構成
    1. スリッターの基本構成
      1. 機械購入時のチェック
      2. EPC
      3. ローラの考え方
      4. エキスパンダー
      5. ローラの表面の形状
      6. ローラの計算
    2. 巻出部
  2. スリッター
    1. パスラインの種類
    2. 刃物の形状のすべて
    3. 刃物の要素
    4. 刃物径の選定
    5. 矩形刃の剪断力
    6. 刃物に要求される条件
    7. スキュー角 (トーイン角)
    8. キャンバー角
    9. キャスター角
  3. 刃物形状と切断状況
    1. 矩形刃
    2. シヤー刃
    3. 刃物の研磨
    4. その他の切断方式
    5. 切断の不良原因
  4. 材料の除塵
  5. 刃物等のNC
  6. 刃物ユニット部の購入仕様書
  7. 巻取り張力
    1. 相似制御
    2. 巻取り
    3. 巻取のAC、DCモータ
    4. 巻取りの基本の駆動
    5. 巻取り駆動
    6. 巻取りフリクション (各個フリクション)
    7. パウダークラッチ
    8. エッディカレント
    9. 中心駆動
    10. 表面駆動
    11. 中心駆動+表面駆動の併用
    12. フイルム「の張力」
    13. 巻取りの移動
  8. 接圧
    1. 接圧ローラ
    2. ローラ群移動
    3. 巻取り移動
  9. フィードバック制御
  10. 巻取り軸
    1. シャフトレス巻取
    2. 紙管レスの巻取り
  11. ローラによる張力
  12. 巻取り張力の過大
  13. 巻取硬度
    1. アスカーゴム硬度計
    2. シュミットハンマー
  14. 巻取製品の「形状検査」と「発生要因」
  15. 巻姿 (表層部、外周)
  16. スリッターでの「巻取長さ」測定方法
  17. 下刃の縞模

会場

ドーンセンター
540-0008 大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
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