臨床統計・Rキソ 全2コース

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会場 開催

本セミナーでは、臨床統計学のセミナーを2テーマセットにした特別コースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 109,600円 → 割引受講料 79,800円

日時

開催予定

プログラム

コース 1: 『1から始める臨床統計基礎中のキソ』

 2012年に臨床統計の基礎コースを開催しましたが、その後、「まだ難しい」、「もっと簡単に」というご要望を頂きました。本コースは、臨床統計の基本中の基本を、徹底的に分かりやすく、数式を使わず、実演および実例を交えて、紹介することを目的としています。  本コースはデザイン編と解析編で構成されています。デザイン編では、医学研究のデザインに不可欠な統計的手法を、とにかく分かりやすく説明します。また、中間解析やゲートキーピングなど、最新の臨床研究で頻繁に用いられている手法も紹介します。一方、解析編では、「どのデータに対してどの解析手法を使うべきか」をテーマに、臨床研究の解析で頻繁に用いられる解析手法を紹介します。統計理論や計算方法よりも、むしろ実際のデータへの適用事例を紹介することに重点を置きます。

1日目:デザイン編 (2013年2月26日 (火) 13:00~16:30)

  1. 医学研究
    • 医学研究の目的
    • 医学研究の種類
    • 利点・欠点
    • 事例研究
  2. 臨床試験デザイン
    • 臨床試験デザインの目的
    • 臨床試験デザインの種類
    • 利点・欠点
    • 事例研究
  3. コントロール (対照)
    • コントロールの目的
    • コントロールの種類
    • 利点・欠点
    • 事例研究
  4. ランダム化 (無作為化)
    • ランダム化の目的
    • ランダム化の種類
    • 利点・欠点
    • 事例研究
  5. サンプルサイズ設定 (症例数設定)
    • サンプルサイズ設定の目的
    • サンプルサイズ設定の概要
    • サンプルサイズ設定時の注意点
    • 事例研究
  6. 中間解析
    • 中間解析の目的
    • 中間解析の種類
    • 利点・欠点
    • 事例研究
  7. 多重比較とゲートキーピング
    • 多重比較とゲートキーピングの目的
    • 多重比較とゲートキーピングの種類
    • 利点・欠点
    • 事例研究
  8. 非劣性試験と同等性試験
    • 非劣性試験と同等性試験の目的
    • 非劣性試験と同等性試験の種類
    • 利点・欠点
    • 事例研究

2日目:解析編 (2013年2月27日 (水) 10:30~15:00)

  1. データの種類とその要約方法
    • 連続データ
    • カテゴリカルデータ
    • 計数データ
    • 生存時間データ
  2. 代表的な解析手法
    • 信頼区間
    • 仮説検定
  3. 連続データの解析
    • 1群のとき
    • 2群比較
      • 対応があるとき
      • 対応がないとき
    • 3群以上の比較
      • 対応があるとき
      • 対応がないとき
  4. カテゴリカルデータの解析
    • 1群のとき
    • 2群比較
      • 対応があるとき
      • 対応がないとき
    • 3群以上の比較
      • 対応があるとき
      • 対応がないとき
  5. 回帰分析と調整解析
    • 目的変数が連続データのとき
    • 目的変数がカテゴリカルデータのとき
    • 目的変数が計数データのとき
  6. その他の解析手法
    • 生存時間解析
    • 経時測定データの解析
    • 中間解析
    • 多重比較とゲートキーピング
    • 欠測データの取り扱い
    • 傾向スコア法

※以上の内容について、目的、種類、利点・欠点および事例を紹介します。

コース 2: 『Rを使った臨床統計まるわかり講座 (入門編) 』

 近年、Rという統計ソフトが臨床研究で利用される機会が増えています。Rはオープンソース (無料) のソフトであり、世界中の統計研究者が、自身で開発した最新の統計手法を、ユーザーが簡単に利用できるよう整備されたソフトです。しかし、Rは入門者には敷居の高いソフトであり、難しいと感じる方も多いと聞きます。  そこで本コースでは、Rを使った臨床研究のデザインと解析について紹介します。  1日目のデザイン編では、臨床研究のデザインのうちでサンプルサイズ計算に特化して、Rでサンプルサイズを計算する方法を紹介します。2日目の解析編では、臨床研究のデータ解析で代表的な解析手法を、Rで実行する方法を紹介します。  なお、本コースでは皆様の理解度を高めるために、持参可能な方は、実際にノートパソコンを持参頂き、事前にRをインストール頂いた上で、Rの使用法をインタラクティブに体験して頂くことが可能です。

1日目:Rの基本とサンプルサイズ設定編 (2013年3月25日 (月) 13:00~16:30)

  1. R
    • Rの紹介
    • Rの利点・欠点
    • Rのインストール方法
    • パッケージの利用方法
  2. Rの基本
    • データセットの読み込み
    • 解析用データセットの作成
    • 解析の実施
    • 解析結果の出力
  3. サンプルサイズ設定 (症例数設定)
    • サンプルサイズ設定の目的
    • サンプルサイズ設定の方法
    • 利点・欠点
    • 事例研究
  4. Rを使ったサンプルサイズ設定
    1. 連続データの解析
      • 1群のとき
      • 2群比較
        • 対応があるとき
        • 対応がないとき
      • 3群以上の比較
        • 対応があるとき
        • 対応がないとき
    2. カテゴリカルデータの解析
      • 1群のとき
      • 2群比較
        • 対応があるとき
        • 対応がないとき
      • 3群以上の比較
        • 対応があるとき
        • 対応がないとき
    3. その他の解析
      • 回帰分析
      • 生存時間解析
      • 経時測定データの解析

2日目:解析編 (2013年3月26日 (火) 10:30~15:00)

  1. R
    • Rの紹介
    • Rの利点・欠点
    • Rのインストール方法
    • パッケージの利用方法
  2. Rの基本
    • データセットの読み込み
    • 解析用データセットの作成
    • 解析の実施
    • 解析結果の出力
  3. Rを使った統計解析
    1. データの種類とその要約方法
      • 連続データ
      • カテゴリカルデータ
      • 計数データ
      • 生存時間データ
    2. 代表的な解析手法
      • 信頼区間
      • 仮説検定
    3. 連続データの解析
      • 1群のとき
      • 2群比較 (対応がある/対応がない)
      • 3群以上の比較 (対応がある/対応がない)
    4. カテゴリカルデータの解析
      • 1群のとき
      • 2群比較
        • 対応 (対応がある/対応がない)
      • 3群以上の比較
        • 対応 (対応がある/対応がない)
    5. 回帰分析と調整解析
      • 目的変数が連続データのとき
      • 目的変数がカテゴリカルデータのとき
      • 目的変数が計数データのとき
    6. その他の解析手法
      • 生存時間解析
      • 経時測定データの解析
      • 中間解析
      • 多重比較とゲートキーピング
      • 欠測データの取り扱い
      • 傾向スコア法

【受講にあたってのお願い】
本セミナーではパソコンを使って実習を行いますので、“R”をインストールしたパソコンを持参していただきます。なお、ダウンロード方法等は、お申込み後、3月以降に弊社よりご連絡申しあげます。

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

受講料

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