日本企業の新興国事業がBRICs以外の新興国、いわゆるポストBRICs国にも拡大しています。この背景にはチャイナリスクが顕在化してきたこと、またBRICs以外の新興国自体の魅力度も高まっていることなどがあげられます。 しかしポストBRICs国は数も多くどこからアプローチして良いかの判断も難しいと言えます。そこで世界の新興国を俯瞰的に見て、市場有望度を評価するフレームワーク (SPECアプローチ) を紹介します。 またこれらのポストBRICs国ですでに活躍しているグローバル企業 (日系企業含む) を紹介し、ビジネスチャンスがどこにあるのか、またこれらの企業にとってのポストBRICs国の事業戦略上の位置づけなどを紹介します。