患者情報の安全管理と法的にみた診療記録のあり方

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患者情報は高度のプライバシーに属するとともに、個人情報として保護の対象となる。患者情報が漏洩したり、守秘義務に反して不用意に患者情報を漏らした場合には、法的な損害賠償請求の対象ともなり得る。患者情報管理の注意点とリスク管理について、実例を中心に法的観点から解説する。  医事紛争が発生した場合の最重要証拠として位置づけられている診療記録については、実際に行った説明や診療行為であっても、診療記録に記載がなければ「行わなかった」と認定される可能性が高いといえる。医事紛争を多数扱う法律家の観点から、望ましい診療記録のあり方について、実例をもとに具体的に紹介する。

  1. 医療機関の個人情報取扱いガイドライン
  2. 患者情報漏洩の実例と対策
  3. 医療者の守秘義務と関連実例・対策
  4. 個人情報保護とカルテ開示の関係
  5. 診療記録記載の目的と法律
  6. 診療録にまつわる諸問題
    1. 不存在
    2. 偽造・変造
    3. 患者の要望による虚偽記載
    4. 複数の記載内容の齟齬
    5. 不十分な記載
    6. 不明確な意味内容
    7. 訴訟における主張との齟齬
  7. 様々な説明義務
  8. 説明内容の記録化
  9. 診療記録と個人情報保護
  10. 質疑応答

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
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