本セミナーでは、リチウムイオン電池の特性・性能を最大限活かし、安全に使うための必須知識や、バッテリーモジュール・制御回路設計、および安全性評価方法事例について解説いたします。
(2013年1月30日 10:30〜14:30) ※昼食休憩含む
(株) ピューズ 技術部 シニアエキスパート 深沢 保 氏
まず、リチウムイオン電池による大型蓄電池システムを構築するためのモジュール設計と電池マネジメント技術についての基礎的な知識と設計のポイント及び課題について解説する。 その後、国内の電力事情とともに太陽光発電の普及に伴い、市場拡大が期待される定置型蓄電システムについて、その市場規模及び、現在取組んでいるピーク電力カットシステムの実証モデル開発の紹介と今後の取組む技術方向について紹介する。
(2013年1月30日 14:40〜16:30) ※途中10分の休憩有。
大和製罐 (株) 技術開発センター エネルギープロジェクト 有馬 理仁 氏
近年定置型及び産業用の大型リチウムイオン電池開発が活発になってきている。弊社ではこの様な用途を目指した組電池システム「e-Link Can」の開発に取り組んでおり、その過程で様々な安全性・特性評価を実施している。 本講演ではこの取組について紹介するとともに、今後注目が予想される電池劣化の評価についての弊社の考え方を紹介する。