食品包装材料の最新動向と高機能化・環境対応への展望

オンライン 開催

本セミナーでは、食品包装材料について取り上げ、interpack 2026からひも解く食品包装材料の現状や今後の展望から、機能性包装材料・紙製容器包装について3名の講師が解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 「Simply Unique」が導く世界の包装設計と、日本が拓く全体最適への意思決定

〜interpack 2026の出展動向から紐解く、日本の包装業界のこれからの針路〜

(2026年12月8日 10:30〜12:00)

 世界の加工・包装バリューチェーンの全工程を包括する唯一無二のプラットフォーム、interpack 2026の視察ファクトを主軸に、これからの包装設計と人材のあり方を提示する。  環境規制やコスト高、人手不足の深刻化に対し、同展示会は「Simply Unique」を掲げ、未来技術と人材を融合した全体最適な解決策を打ち出した。  本講演では、環境配慮素材の選定にとどまらず、素材と機械の相互作用を踏まえ生産現場で品質を作り込む技術開発手法、AIで現場を支援するデジタルスキル (スマート製造) 、地域特性に応じたサステナブル思考 (マルチパス) という、包装の実務者に今後必要とされる重要なスキルを、具体的な事例で解説する。  さらに、国内の資源循環に向けた最新動向や課題を整理し、今後日本が目指すべき包装設計の全体最適と、これからの針路を展望・考察する。

  1. interpack 2026の開催概要
    1. 前回2023年から今回2026年へのパラダイムシフト
    2. スローガンとトピックスの真意
  2. サステナビリティ思考:革新的素材の展開とコストの多角的評価
    1. モノマテリアル化の最前線
    2. 高機能バリア紙・特殊紙の3社比較とCEPI Score評価プロトコル
    3. 事業者が負担する総コストの考え方
  3. 技術的理解とデジタルスキル:機械が人を支援するスマート製造と未来のスキル
    1. 機械側で環境配慮素材の弱点を克服するスマート製造
    2. 労働力不足を補う人間中心の技術、未来のスキルの実装
  4. 全体最適を構想する:資源循環におけるマルチパス (複数解) の包装設計
    1. 素材選定その他の様々な二元論を超え、市場や生活者の「選択」に応える時代
    2. 地域の回収インフラ、生活者の行動特性、製品要件など総合的に検討し、 最適実装を見極めるシステム思考
  5. 日本の資源循環に向けた実態とこれからの包装の針路
    1. 国内における資源循環の取り組み
    2. 国内専門家アンケート結果が示す「内なる葛藤」
    3. 葛藤を受け止め、これからの針路を展望する
    • 質疑応答

第2部 機能性包装材料の基礎と応用

〜ガスバリア性材料、酸素吸収性材料、透過性制御材料〜

(2026年12月8日 13:00〜14:30)

 包装目的に合致した材料の選定や包装設計、材料開発を進めるにあたっては、様々な材料について理解を深めておくことが重要です。  本講演では、ガスバリア性材料をはじめとした気体制御に関わる機能性材料を取り上げ、材料設計の考え方とそれらの機能が活かされる用途について解説します。また、最近の材料だけでなく、過去に検討され、今はあまり知られていないユニークな材料についても紹介します。知識の習得に留まらず、新たな視点での開発アプローチにも役立てていただけると思います。

  1. ガスバリア性材料
    1. ガスバリア性プラスチック
    2. 有機系バリアコーティング
    3. 無機蒸着フィルム
      • アルミ蒸着
      • 透明無機蒸着
    4. DLCコーティング
    5. 有機-無機ハイブリッド材料
  2. 酸素吸収性材料
    1. 無機系材料
      • 還元鉄
      • 酸化セリウム
    2. 有機系材料
      • 不飽和ポリマー
      • テトラリン骨格含有ポリマー
  3. 透過性制御材料
    1. MA包装用材料 (有孔フィルム等)
    2. 炭酸ガス選択透過性フィルム
    3. 燻煙透過性フィルム
    • 質疑応答

第3部 紙製容器包装の開発およびリサイクルの取り組み事例

(2026年12月8日 14:45〜16:15)

 国内外で容器包装やその廃棄物に関する新たな規制が発効され、サステナブルなパッケージを使用することは、もはや「必須」となりつつある。パッケージ用途においては、様々な環境対応素材があり、「紙」も選択肢の一つとなりうる。  そこで本講演では、みなさまの業務で紙を活用するためのヒントとすべく、紙素材や紙系包装材料の特徴をおさらいしつつ最新の開発動向やリサイクル事例を紹介し、容器包装における紙の貢献可能性について述べる。

  1. 紙素材とは
    1. 紙の製造方法
    2. 紙素材の特性 (物性面)
    3. 紙素材の環境特性
  2. 紙をベースとした容器・包装の開発事例
    1. 容器・包装に求められる機能と紙素材への機能付与技術
    2. 高機能紙素材の開発事例1 ヒートシール紙
    3. 高機能紙素材の開発事例2 マルチバリア紙
    4. 分離可能な複合紙トレー
    5. ストローレスカートン
    6. カートリッジ式化粧品向け紙パック
  3. 紙容器のリサイクルに関する取り組み事例
    1. 紙容器リサイクルの実情と課題
    2. リサイクル事例
  4. おわりに
    • 質疑応答

受講料

  • 1名様: 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
  • 複数名: 25,000円(税別) / 27,500円(税込)

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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

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