本セミナーでは、材料開発の実務に資するデータ分析の考え方から材料開発現場における各種データ (表形式・画像・テキスト・スペクトル・時系列・有機材料・無機材料など) の扱い方、現場でよくある課題への対処法について解説いたします。
日時
- 2026年12月4日 10時00分〜 2026年12月4日 15時00分
プログラム
第1部 データ駆動型材料開発を実現するマテリアルズ・インフォマティクスの基礎と実践
(2026年12月4日 10:00〜12:00)
材料開発におけるマテリアルズ・インフォマティクス (MI) の活用では、現場の課題を分析可能なタスクに落とし込み、目的に合ったデータを活用し、得られた結果を次の実験や意思決定につなげることが重要です。 本セミナーでは、MIの導入を検討している方や組織内で推進する方を対象に、材料開発の実務に資するデータ分析の考え方を基礎から解説します。まず、要件整理とタスク設計、Excelを用いたデータ整形、機械学習の基本と評価のポイントを説明します。続いて、表形式・画像・テキスト・スペクトル・時系列データや、有機・無機材料の情報を扱う際の考え方を、代表例とともに紹介します。さらに、生成AI (LLM) とRAGによる文献・実験記録の活用にも触れます。データ駆動型材料開発を実現するために、自組織の材料開発で何から着手し、どのように活用を進めるかを解説します。
- データ駆動型材料開発の現在地
- データ駆動型材料開発を支える機械学習
- 材料開発現場に存在するデータの特性
- MIテーマの推進フロー
- MI領域におけるデータ分析例
- 結言
- 質疑応答
第2部 電子ラボノートと研究データマネジメントによる材料開発DX
(2026年12月04日 13:00〜15:00)
マテリアルズ・インフォマティクス (MI) やプロセス・インフォマティクス (PI) をはじめとするデータ駆動型材料開発の成否は、実験データをいかに収集・管理し、再利用可能な形で蓄積できるかに左右される。一方、研究開発の現場では、データの散在や属人化により、蓄積したデータを活用しきれていない例が少なくない。 本講演では、研究DXの中核的インフラとして電子ラボノート (ELN) を位置付け、FAIR原則に基づく研究データ活用や、研究データマネジメントについて説明する。さらに、奈良先端科学技術大学院大学 (NAIST) におけるELNの取組みをベースに、導入ハードルやその乗り越え方、APIを活用したデータ利活用、共用実験装置や自動実験への活用事例を通じて、MI・PIを支える研究データ基盤の構築と研究開発DXへの応用の道筋を示す。あわせて、NAISTで使用しているELN「eLabFTW」の基本操作やAPIによるデータ抽出を実演し、明日から取り組めるヒントを提供する。
- はじめに
- 研究DXにおける電子ラボノートの位置付け
- 世界の動向とFAIR原則
- 研究データ活用の基本的な考え方: 目指すデータフロー
- 実験における人間とAIの関係性
- 電子ラボノート導入に向けた取組み
- 電子ラボノートの導入ハードル
- 電子ラボノートの選定基準
- 導入に向けたアクション (スモールスタートから全学展開まで)
- 垣根を超えた運用体制とアウトリーチ活動
- 電子ラボノートの実装・活用: MI・PIを支える研究データ基盤の構築
- データ管理・標準化の重要性と機械学習に適したテンプレート作成
- APIを活用したデータ抽出とQRコードによるサンプル管理
- 共用実験装置への応用事例
- 自動実験プラットフォームとの統合事例
- データ収集のための文化形成
- フレームワーク思考と探求思考の組合せ
- オープンマインドツールによるコミュニケーションの見える化
- 実演: オープンソース電子ラボノートeLabFTWの操作 (約30分)
- eLabFTWの基本操作
- テンプレートの作成
- スケジューラーの使用
- APIによるデータ抽出
- おわりに
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 複数名: 22,500円(税別) / 24,750円(税込)
受講特典
講師の著書 マテリアルズ・インフォマティクス 実践ハンドブック (森北出版) を進呈いたします。
案内割引・複数名同時申込割引について
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- R&D支援センターからの案内を希望する方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- R&D支援センターからの案内を希望しない方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
- 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
ライブ配信セミナーをご希望の場合
- セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
- 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
- 視聴期間は2026年12月7日〜21日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。 - セミナー資料は別途、送付いたします。
