本セミナーでは、鉄鋼・鋳鉄・非鉄金属の特徴や違いを整理し、用途や要求特性に応じた材料選定・使い分けの考え方を基礎から解説いたします。
また、金属組織や熱処理による特性変化まで理解することで、設計・生産・品質業務に役立つ材料知識を身につけていただけます。
日時
- 2026年12月15日 10時30分〜 2026年12月15日 16時30分
開催予定
プログラム
工業製品には、鉄鋼、鋳鉄、アルミニウム、銅、チタンなど、さまざまな金属材料が使用されています。機械設計や生産技術、品質保証などに携わる技術者にとって、材料そのものを専門としていなくても、それぞれの材料がどのような特徴を持ち、なぜその部品に使用されているのかを理解しておくことは重要です。 本講座では、金属材料の基本的な性質や金属組織から、鉄鋼・鋳鉄・主要な非鉄金属の特徴、熱処理による特性変化までを体系的に解説します。さらに、強度、軽量性、耐食性、熱・電気特性、加工性などの観点から各材料の違いを整理し、用途や要求特性に応じた材料選定・使い分けの基本的な考え方について紹介します。 金属材料を専門としない技術者の方が、図面や仕様書、材料メーカー・加工会社との打合せなど、日常業務の中で必要となる材料知識を身につけ、適切な材料選定や正しい使用につなげていただくことを目指します。
- 工業材料と材料選定に必要な基本特性
- 工業製品とその構成材料
- 金属、セラミックス、樹脂の基本的な違い
- 強度、硬さ、靭性、延性などの力学的性質
- 熱伝導性、熱膨張、耐熱性などの熱的性質
- 電気伝導性と磁気的性質
- 耐食性などの化学的性質
- 代表的な特性試験・分析方法の概要
- 素形材・工業部品の製造方法
- 各種金属の製錬、精錬方法 (鉱石から金属材料へ)
- 金属の成形・加工方法 (金属材料から製品へ)
- 製造・加工方法が金属組織と材料特性に及ぼす影響
- 金属と合金の基礎
- 金属と合金
- 金属の結晶と組織
- 格子欠陥と金属の強化方法
- 金属の状態図
- 金属・合金の変態
- 加工に伴う組織と性質の変化
- 熱処理に伴う組織と性質の変化
- 金属組織と強度、硬さ、靭性の関係
- 鉄鋼材料の種類・熱処理と使い分け
- 鉄と鋼の分類
- 鉄鋼材料のJIS記号の基本的な読み方
- 炭素鋼の組織、種類、特徴と用途
- 鋼の熱処理
- 冷却速度と炭素鋼の組織・機械的性質
- 各種鉄鋼材料の特徴、熱処理と選定ポイント
- 炭素鋼
- 合金鋼
- SCr
- SNC
- SCMなど
- 工具鋼
- SK
- SKD
- SKHなど
- 特殊用途鋼
- SUS
- SUJ
- SUPなど
- 強度、耐摩耗性、耐食性、加工性から見た鉄鋼材料の使い分け
- 代表的な機械・自動車部品に見る鋼材選定の事例
- 鉄鋼材料の表面処理の概要と選択時の注意点
- 鋳鉄の特徴と選定ポイント
- 鋳鉄の特徴と鋼との違い
- 片状黒鉛鋳鉄と球状黒鉛鋳鉄
- 白鋳鉄・可鍛鋳鉄の概要
- 強度、鋳造性、振動吸収性、加工性の特徴
- 鋳鉄が使用される代表的な部品
- 鋳鉄を選定・使用する際の注意点
- 銅・銅合金の特徴と選定ポイント
- 純銅の特徴と用途
- 黄銅の特徴と用途
- 青銅の特徴と用途
- その他の代表的な銅合金
- 導電性、熱伝導性、強度、加工性から見た使い分け
- 銅・銅合金を選定・使用する際の注意点
- 軽金属・軽合金の特徴と選定ポイント
- アルミニウムとアルミニウム合金の特徴・種類・代表用途
- マグネシウムとマグネシウム合金の特徴・代表用途
- チタンとチタン合金の特徴・代表用途
- アルミニウム、マグネシウム、チタンの特徴比較
- その他の非鉄金属の概要
- ニッケル合金、コバルト合金
- 亜鉛、スズ、鉛合金
- 高融点金属
- 電子・磁気材料
- 主要な金属材料の比較と使い分け
- 鉄鋼、鋳鉄、銅、アルミニウム、チタンの特徴比較
- 強度・硬さ・靭性を重視した材料選定
- 軽量性を重視した材料選定
- 耐食性・耐熱性を重視した材料選定
- 熱伝導性・電気伝導性を重視した材料選定
- 加工性・熱処理性・コストを考慮した材料選定
- 代表的な部品に見る材料選定・使い分け事例
- 材料を正しく使用するために確認すべきポイント
- まとめ
- 材料選定時に押さえておきたい基本的な判断軸
- 材料、加工方法、熱処理、製品特性の関係
- 設計・生産・品質・調達部門で共有すべき材料情報
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 複数名: 25,000円(税別) / 27,500円(税込)
案内割引・複数名同時申込割引について
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- R&D支援センターからの案内を希望する方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- R&D支援センターからの案内を希望しない方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。