本セミナーでは、ファインバブルの基礎物性、特性、機能および装置技術、測定評価法および活用事例などファインバブル技術の全般について最新の研究開発動向を踏まえて解説をいたします。
日時
- 2026年12月7日 12時30分〜 2026年12月7日 16時30分
プログラム
近年、直径100μm以下の微細な気泡「ファインバブル」は、液体に多様な機能を付与できることから、環境、農業、食品、水産、医療など幅広い分野で研究開発および産業利用が進められている。ファインバブルは気泡径により、マイクロサイズのマイクロバブルとナノサイズのウルトラファインバブルの2種類に分類される。 なかでも、液中で数週間から数カ月にわたり存在し得るウルトラファインバブル (UFB) への関心が高まっている。一方で、「発生装置を導入しても期待した効果が得られない」「データの再現性が確保できない」「本当にUFBが液中に存在するのか」といった懐疑的な意見も多く、ファインバブル技術の普及に向けた課題となっている。 近年は、「なぜUFBが約100?nmという有限径で安定に存在するのか」という根本的な問いに対し、物理化学的な理解が進みつつある。我々は、独自のUFB発生技術を用いることで、加圧や濃縮操作を行わずに1000億個/mLを超える高個数密度のUFBを制御生成することに成功している。この成果を基盤として、UFBの安定化機構の解明に新たな視点から取り組んでおり、実験結果と数値解析の比較・検証により、UFBが100?nm程度の有限径で安定化する物理的メカニズムを説明できる段階に到達しつつある。 本セミナーでは、こうした最新の研究知見を含め、ファインバブル (マイクロバブル・ウルトラファインバブル) の基礎物性、特性・機能、発生装置技術、測定・評価法、活用事例などを体系的に解説する。さらに、最近の研究成果に基づき、ファインバブル、特にUFBの「正体」について考察するとともに、その効果・機能を適切かつ再現性高く発現させるための考え方と実践的ポイントを紹介する。
- はじめに
- ファインバブルの歴史
- ファインバブルの特徴と特性
- マイクロバブルの上昇速度
- マイクロバブル流の摩擦抵抗の低減
- マイクロバブルの自己加圧効果
- マイクロバブルの溶解・収縮
- ファインバブルの比表面積
- ファインバブルの表面電位と静電気的作用
- ファインバブルの疎水性相互作用
- ファインバブルの活性酸素種 (OH ラジカル) の生成
- ウルトラファインバブルの分散安定性
- ファインバブル発生技術 〜発生原理・装置の特徴とその差異、使い方等〜
- マイクロバブル発生装置
- ウルトラファインバブル発生装置
- 効果を引き出すための装置の選定・設計方法
- ファインバブル計測技術とその評価法 〜粒子径・粒子数や特性・機能等〜
- ファインバブルのバルク液物性計測・評価法
- マイクロバブル計測・評価法
- ウルトラファインバブル計測・評価法
- ファインバブルの活用事例と適用のポイント
- 農業、水産業
- 農作物 (水産物) の成長促進
- 鮮度保持
- 環境
- 工場排水処理
- 洗浄
- トイレ洗浄
- ウエハー洗浄
- 野菜・食品 等
- 農業、水産業
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 複数名: 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
- 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
- 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 160,000円(税別) / 176,000円(税込)
- 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 190,000円(税別) / 209,000円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
- 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
- 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。
ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
- 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
ライブ配信セミナーをご希望の場合
- セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
- 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
- 視聴期間は2026年12月16日〜26日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。 - セミナー資料は別途、送付いたします。